原野
- 本当に知っておくべきマナーやルールを知りたい!
- ラウンドコースデビューで恥をかきたくない・怒られたくない!
- 初ラウンドでも仕事ができる風に思われたい!
ゴルフ初心者向けに、上記の悩みを解決できる記事を書きました!
この記事で紹介する『初心者が最低限知っておくべきゴルフのマナーとルール27個』を実践すれば、初のコースデビューでも恥をかかずに楽しくラウンドできますよ!
なぜならゴルフ歴9年の編集長が、過去約150ラウンドを通じて出会った経営者の方々に教えてもらったマナー全てを、この記事にまとめたからです。
知っているだけで恥をかかないだけでなく、『気配りができる』と一目置かれる存在になれること間違い無いです!
それでは早速『ゴルフのマナーを覚える必要はあるの?』から紹介していきますね。
※『ゴルフの接待』に関するマナーの詳細は、以下の記事を見て見てくださいね。
【ゴルフ接待】5分で理解!絶対失敗しないマナー10と注意点3つ※『ゴルフの新ルール』については、以下の記事にまとめてあるのでご覧ください!
【新ゴルフルール2019】重要な改定4つを世界一わかりやすく紹介原野
目次
ゴルフのマナーを覚える必要はあるの?
『ルールにマナー…覚えることがたくさんでめんどくさいなぁ。』と思う人もいると思いますが、気持ちはよくわかります。
しかしルールとマナーを知っておけば、粗相することもなくゴルフを通じて信頼関係も築けますし、何より快適にプレーを楽しめますよ!
ゴルフ経験者も初心者に完璧なマナーを求めることはないと思いますので、ラウンド前に最低限のマナーを知っておけば不安に思うことはありません!
経験を通じて自然と身について行くので安心してくださいね。
【前提】ゴルフ場での一般的なマナー5つ
- ゴルフの服装マナー
- 遅刻をせず時間を守る
- 打つ人の邪魔にならない
- 禁煙者へ配慮する
- ゴルフコースを傷つけない
1:ゴルフの服装マナー
ゴルフでは、プレー中だけでなく服装にもマナーがあります。
ゴルフ場によっては、マナーを守れなければプレーをさせてもらえない場合もあるので、しっかり確認しておきましょう!
- ジーパン・スウェット素材はNG
- 敷居の高いゴルフ場では丈の”短さ”に注意
- 【男性の場合】服はズボンの中に入れる
- 襟付きシャツ(ポロシャツ)を着用する
- タンクトップはNGの場合もあるので要チェック
- ハーフパンツ(短パン)はOK!
- 帽子(キャップ)はなくてもOK!
- タートルネックやハイネックのシャツはOK!
ゴルフの帽子のマナー
多くのゴルフファーが、ラウンド中に帽子(キャップ)を被っていますが、正式には『帽子を被らなければならない』というルールはありません。
しかしながら、多くのゴルファーが帽子を被っている理由は、日差し予防と安全を考慮しているからです。
仮に人のボールが頭に当たってしまった場合、帽子を被っている時とそうでない時とでは衝撃が異なります。
またゴルフでは日差しが強いので、帽子をかぶっていないと打った後にボールを見失うことも度々あるため、個人的にはかぶってプレーされることをお勧めします。
※『ゴルフの服装マナー』に関してより詳しい内容を知りたい方は以下の記事をご覧くださいね。
2:遅刻をせず時間を守る
ゴルフ場は30-40分前にフロントでチェックインをする必要があるので、余裕を持って出発するのがおすすめです。
またラウンド開始10分前にはカートに乗り、ティーイングエリアに向かえるように行動しましょう。
理由は、ゴルフ場によっては1ホール目が離れたところにあり時間がかかる場合もあるからです。
ギリギリにスタートすると後ろの組を待たせることになるので、“早め”の行動が吉です!
他の時間帯が埋まっている場合、他のゴルフ場を予約しなければならない場合もあります。
3:打つ人の邪魔にならない
ラウンドする際には、打つ人の邪魔にならないように心がけてプレーを行いましょう。
例えば打つ人の真後ろに立つなど、視界に入る位置に立つことはマナー違反とされています。
とくに、夕方以降は真後ろに立っていなくても、人の影で気を散らしてしまう可能性があるので注意が必要です。
また声のボリュームに気をつけたり、打つ人が素振りを始めたら音を立てないようにしましょう!
4:禁煙者へ配慮する
ゴルフ場内は基本的に禁煙ですが、カートに灰皿が付いている場合もあります。
喫煙する際には、タバコの煙が他の人にかからないように注意を払いましょう。
おすすめは、カートの後ろに座ることです。
風で煙が後ろに行く場合も多いので、自分が後ろの席に座れば迷惑をかけにくいですよ!
5:ゴルフコースを傷つけない
ゴルフは自然を活かしてプレーするスポーツですし、運営側もお手入れに時間もお金もかかっています。
そのため、できるだけ以下のようなコースを傷つけたり汚す行為はマナー違反ですので控えてくださいね。
- 林に入ったボールを打つために木の枝を折る
- ゴミや灰皿を捨てる
- クラブなどで土を掘り返す など
ゴルフラウンド前のマナー2つ
次に、ゴルフラウンド前のマナーを2点だけご紹介します。
ゴルフ初心者は特に知らないことだと思いますので、当日忘れないようにしてくださいね!
- カートに乗る前にスコアカードを用意する
- 自分のキャディバッグの真上にあるカゴを使う
1:カートに乗る前にスコアカードを用意する
ゴルフでは、自分含めて同じチームのスコアを入力しますが、その際に使うのがスコアカードです。
スコアカードはロッカーキーホルダーに挟んで使用しますが、フロントではスコアカードが付いていない状態で渡されます。
そのためカートに乗る前に、マスター室前にあるスコアカードを取りに行くことを忘れないようにしてくださいね!
2:自分のキャディバッグの真上にあるカゴを使う
基本的にカートのカゴは、自分だけで占領しないように注意しましょう。
なぜなら、置いた場所がわからなくなりますし、何より周りの人が荷物を置けなくなるからです。
ゴルフ場を移動するカートには、キャディバックの上にカゴが付いている場合が多いです。
なので、あまり使わない上着やヘッドカバーなどは、自分のキャディバックの上のカゴを使用してくださいね。
カートの前や後ろにもカゴはついているので、よく使うスコアカードや貴重品はそちらに置くと出しやすいですよ!
【重要】スロープレー注意!プレーファーストのマナー4つ
ゴルフではたくさんのマナーがありますが、一番大きなカテゴリーが“プレーファースト”の考え方です。
ここではプレーファーストの考え方からゴルフで大切にされているマナー5つについて紹介します。
- 素振りは2回までにする
- クラブは2、3本持って移動する
- ボールは2つ持参する
- 後ろの組が待っていた場合、クラブを直さずカートに乗る
1:素振りは2回までにする
ゴルフ初心者の場合、素振りを4、5回する人もいますが、これはやめましょう。
理由は、1人の素振り回数が多くなると、スロープレーに繋がるからです。
ゴルフは2時間15分でラウンドすることを推奨されているので、素振り回数が多くなればなるほど、この基準時間を超えてしまいます。
そのため素振りは2回までにして、すぐに打つことを心がけてくださいね。
2:クラブは2、3本持って移動する
ゴルフ初心者の場合、クラブを1本だけ持ってうちに行く人がいますが、おすすめしません。
なぜなら、もしミスショットになったり距離があまり飛ばなかった場合、カートにクラブを取りに行く必要があり、時間がロスしてしまうです。
カートに近い場所から打つ場合には1本だけを選べば良いですが、基本的には次に打つ可能性のあるクラブは持っておきましょう。
ゴルフ経験数に限らず、以下は一つの基準として知っておかれると良いですよ!
- 100ヤード以内の場合:パターやアプローチも持って行く
- ウッドを持って行く場合:アイアンも1本持って行く
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3:予備のボールを持っておく
ミスしてもすぐ打ち直せるように、予備のボールをポケットなどに入れておきましょう!
どれだけ上手な人でも、ボールが曲がって林の方に飛んでしまうことはあります。
OBになりそうな場合は暫定球を打つ必要があるので、すぐ打ち直しが効くように保持しておきましょう。
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4:後ろの組が待っていた場合、クラブを直さずカートに乗る
打った後はキャディバックにクラブを戻しますよね。
ただ、後ろの組が待っている場合には、クラブを持ったままカートに乗り込みましょう!
なぜなら前のカートが動かないと、後ろの組が打ってこれないからです。
次のティーグラウンドでドライバーを準備する際に、パターなどをまとめて直すと効率的でおすすめですよ!
【ティーグラウンド編】ゴルフのマナー
ティーグラウンドでアドレスする際に気をつけたいのが、ティーの位置です。
ティーグラウンドに用意されている左右のマークを結んだ線より前方(グリーン側)にティーアップして打つと、2打罰になってしまいます。
この前方に出ている状態を『出べそ』と呼びますので、注意されないように確認するようにしましょうね!
【グリーン編】ゴルフのパターに関するマナー4つ
とくに気をつけたいマナーが多く、一番気をつけたい場所がグリーン上です。
以下の4つのマナーは、最低限頭の中に入れておきましょう!
- 他人のラインを踏まない
- グリーン上は走らない
- グリーン上にクラブを置かない
- マーカーの正しい使い方ステップ
1:他人のラインを踏まない
まずは、他人のライン(ボールとピンを結んだ線)を踏まないことです。
理由はラインを踏んでしまうと、スパイクでライン状を傷つけてしまう可能性があるからです。
スパイクレスのシューズを履いている方でも、ライン状は踏まないように移動してくださいね!
もし打つ際にラインを踏みそうな場合には、先に打ってもらうのがおすすめですよ!もし気にしない方であれば、そのまま”失礼します”と打ってしまいましょう!
2:グリーン上は走らない
急いでいたとしても、グリーン上は走らず早歩きして移動しましょう。
理由はラインを踏まないマナーと同じで、グリーンを傷つけないためです。
とくにグリーンは傷つきやすくデコボコになりやすいので、足を擦って歩くこともやめましょうね。
3:グリーン上にクラブを置かない
グリーン上にクラブを置くことは、マナー的にNGです。
クラブをおくとグリーンが凹んでしまったり傷つくので、アプローチなどのクラブはカラー部分に置きましょうね!
4:マーカーの正しい使い方ステップ
グリーン上のボールは、後ろにマーカーを置いてからピックアップしましょう。
たまにゴルフ初心者で、ボールを拾ってからマーカーを置く人がいますが、ルール・マナー違反なので注意してくださいね!
基本的にはグリーン上にボールが乗ったら、マーカーで印をつけてボールを拾いましょう。
- ボールの真後ろにマーカーをおく
- 置いた後にボールをピックアップする
マーカーを持っていない人は、一つ買っておいてキャップにつけて置くと良いですよ!
【バンカー編】ゴルフのマナー2つ
バンカーに入った時にも知っておくべきマナーがあります。
簡単なことですが、バンカーはどこのゴルフ場にもあるので必ず知っておいてくださいね!
- 入ったところから出る
- レーキで綺麗に整備する
1:入ったところから出る
バンカーはゴルフ場やコースによって形が異なりますが、基本的には入ったところから出ましょう!
理由は、高いところから入ると滑りやすいですし、入ったところから出れば直すところが少なくて済むからです。
バンカーは歩き回ると汚くなってしまうので、後ろの組の人たちも気持ちよく使えるよう心がけをしましょう!
2:レーキで綺麗に整備する
バンカーのマナーで一番重要なのは、レーキで綺麗にすることです。
面倒に思う方もいると思いますが、綺麗に整備することを忘れないようにしましょう!
ちなみにバンカーに入る際、レーキが遠い場所にあれば、バンカーに入る前に近くに持ってきておくと効率的で良いですよ!
ラウンド後のゴルフ場マナー2つ
ラウンド後も気をつけたいマナーが2つあります!
これができないと周りの方からも白い目で見られてしまうので、初心者の方はとくに気をつけてくださいね。
- 靴の裏についた土や草を落とす
- ゴルフシューズで帰らない
1:靴の裏についた土や草を落とす
ゴルフ場内は綺麗にするのがマナーです。
そのためゴルフラウンドが終わったら、専用の場所でシューズに付いている土や草を落としましょう!
ロッカー室やレストランなどを汚さないことはゴルファーのマナーなので、礼儀として思い出してくださいね。
2:ゴルフシューズで帰らない
ゴルフシューズはラウンドするための靴なので、できる限りゴルフ場に履いて来たりそのまま帰るのは避けましょう。
ただ、ソールにスパイクが付いていなければスニーカーと同じ扱いなので、そのまま履いてくることも可能です。
またソフトスパイクのシューズを使う場合には、コンクリートなどで歩きにくいためシューズケースに入れて持っていきましょう!
個人的には両足入れる一体型タイプがおすすめですが、一足ずつ入れるタイプなど様々な種類がありますよ!
※ゴルフシューズに関する詳しい記事を見たい方は、以下をご覧くださいね!
ゴルフ初心者も失敗しないシューズの選び方3つ!人気ランキング5選も紹介ゴルフで万が一の事故を防ぐためのマナー3つ
ゴルフでは怪我をするケースはほとんどありませんが、不注意な行動をしてしまうと、自分にも相手にも怪我させてしまうことがあります。
ここでは最低限気をつけたいマナーを3つ紹介しますね!
- 隣のホールにボールが飛んだら”ファー”と叫ぶ
- クラブを振る際は周りを気にする
- 前の組みに打ち込まない
1:隣のホールにボールが飛んだら”ファー”と叫ぶ
ラウンド中、とくにティーショットで隣のコースにボールが飛んでしまう場合もあるかと思います。
その時、隣のコースの人に教伝えるためにも“ファー”と叫ぶことがマナーとなっていますので、必ず大きな声で知らせてください。
初めは恥ずかしいかと思いますが、ゴルフでは”ファー”と伝えないことの方が不親切に思われます。
隣のコースの方に怪我をさせてからでは遅いので、ゴルフ初心者はとくに覚えておきましょう!
2:クラブを振る際は周りを気にする
当たり前のことですが、結構あるのが『素振りのクラブが人に当たる』ことです。
『周りを見てから振るので平気!』と思われると思いますが、メンバーは3人もいるので思わぬところで接触してしまうこともあります。
とくにティーグラウンド付近では全員が同じ位置から打つため、意外と近いところに人がいることもあります。
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3:前の組に打ち込まない
最後にボールを打つ際には、前の組に30ヤード以上届かないかを確認してから打ちましょう。
例えばミスショットが続いている場合でも、”普段なら届く可能性のある距離”であれば絶対に打たないでください。
なぜなら、その瞬間だけでもナイスショットしてしまうと、前の組の人たちに当たるかもしれないからです。
打ち込まれると注意される方がほとんどですので、焦らずに余裕がある距離まで待ってからショットを打っていきましょう!
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ゴルフ初心者がマナーとして気をつけたい注意点4つ
最後の章です!この章では、人として気をつけたいマナーや、必ずゴルフ初心者が経験する内容を元に4つ紹介します。
コースデビュー経験が少ない方は、ぜひ見ていただきたいマナーです!
それでは以下でわかりやすく解説していきますね。
- スコアは正しく申告する
- 1ホールごとに本数を確認する
- 打った後、ボールが落ちるまで見届ける
- 余裕があれば人のボールも探す
1:スコアは正しく申告する
ゴルフ初心者の場合、スコアを正しく申告しない方もいますが信頼を壊すのでおすすめしません。
叩きすぎてスコアを覚えていない場合には、回ってる方が優しければ”このくらいにしておくね〜”とアバウトでOKな場合もあります。
ただ、スコアがわかっていて正しく申告しないのがわかると、仕事仲間としても友人としても信頼を確実に無くしますのできちんと数えましょう!
おすすめなのは、毎回打つ前に数字を口に出すことです。
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2:1ホールごとに本数を確認する
2つ目は、パターを打ち終わった後に1ホールごとクラブ本数を確認しましょう。
理由は、次のホールに行ってからクラブの置き忘れに気づくと、その後のラウンドは忘れたクラブなしでプレーすることになるからです。
一番忘れずに済むのは、打ち終わった後に持ち歩いていたクラブ本数を確認することです。
しかしラウンド中は意外と忘れることも多いので、1ホールごとに確認しておけば戻って取りに行くことも可能なので覚えておいてくださいね。
3:打った後、ボールが落ちるまで見届ける
3つ目は、打った後にボールが落ちるまで見届けましょう!
理由は、向かった先だけを覚えてしまうと、探すのに時間がかかるからです。
角度によっては見えない場合もありますが、意外と距離があってもボールは見えやすいので目で追ってくださいね!
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4:余裕があれば人のボールも探す
自分が良い場所にボールを打てた際には、林に行ったメンバーのボールを一緒に探してあげましょう。
なぜなら、効率的にボールを見つけられますし、紳士な姿勢が伝わるからです。
その代わり自分が打つ番だった時には、先に打ってから探すお手伝いをしてくださいね。
探している間に打っておくほうが、プレーファーストに繋がりますよ!
初心者必見!ゴルフのマナー・ルール27個 まとめ
この記事で紹介する『初心者が最低限知っておくべきゴルフのマナーとルール27個』を実践すれば、コースデビューでも安心してプレーできますよ!
最後に27個全てを箇条書きでまとめておきましょう!
- ゴルフの服装マナー
- 遅刻をせず時間を守る
- 打つ人の邪魔にならない
- 禁煙者へ配慮する
- ゴルフコースを傷つけない
- カートに乗る前にスコアカードを用意する
- 自分のキャディバッグの真上にあるカゴを使う
- 素振りは2回までにする
- クラブは2、3本持って移動する
- 予備のボールを持っておく
- 後ろの組が待っていた場合、クラブを直さずカートに乗る
- ティーの位置に消えおつける
- 他人のラインを踏まない
- グリーン上は走らない
- グリーン上にクラブを置かない
- マーカーの正しい使い方ステップ
- 入ったところから出る
- レーキで綺麗に整備する
- 靴の裏についた土や草を落とす
- ゴルフシューズで帰らない
- 隣のホールにボールが飛んだら”ファー”と叫ぶ
- クラブを振る際は周りを気にする
- 前の組に打ち込まない
- スコアは正しく申告する
- 1ホールごとに本数を確認する
- 打った後、ボールが落ちるまで見届ける
- 余裕があれば人のボールも探す
26コだと量が多く感じると思いますが、重要なマナーばかりなので初心者の方はラウンド前夜に確認して見てくださいね。
10回以上見てラウンドを経験すれば、自然と身につくと思いますので参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。