ゆかり
- ゴルフ接待時の服装がわからない
- ゴルフ接待で気をつけるべきマナーって?
- ゴルフ接待に最適な手土産とは
上記の内容を解決できる記事です。
この記事に書いてある『ゴルフ接待のマナー10と事前に準備すべきもの5つ』を理解すれば、失敗しないゴルフ接待ができますよ。
なぜなら、ゴルフ歴8年で仕事関係でもゴルフをしてきた私が、実際に周りの方から聞いた声や私自身が感じることを書いているからです。
ではまず、『なぜゴルフが接待に選ばれるのか』から紹介していきますね。
目次
接待ゴルフとは?まず心得を知ろう
ゴルフ接待は、接待相手に気持ちよくゴルフをしてもらうことが重要です。
ビジネス関係にある、または今後なりうる場合には、接待ゴルフは良くも悪くも転ぶ可能性がある重大なチャンスです。
ただ接待ゴルフといっても、深すぎるお辞儀などは度がすぎる場合があります。
気を使いつつも居心地の良さを感じてもらい、自分も楽しむことを忘れないようにしましょう!
なぜゴルフが接待に選ばれるのか
ゴルフは時間がある人、お金がある人が行う紳士のスポーツです。
お偉い方々は時間やお金に余裕がある方も多く、ゴルフを好まれる方も多いのです。
また、他のスポーツと比べて朝から夕方まで半日一緒にプレーを楽しむので、相手の人となりを1日で知れます。
そのため、距離も縮まり仕事関係でもうまくいく可能性が高まるのです。
営業マンが接待でゴルフをするメリット4つ
営業マンがゴルフをするメリットは下記の4つです。
- 普段会えない人と商談できる
- 取引先や営業先のマル秘話が聞ける
- 新しいクライアントを得るチャンス
- トーク力や営業力が上がる
それぞれ詳しく紹介しますね。
メリット1:普段会えない人と商談できる
ゴルフの最大のメリットは、普段なかなか会えない人と会えることです。
アポが取りにくい経営者や重役の人も多く、飲み会にはこなくてもゴルフには参加する方もいまだに多くいますよ。
メリット2:取引先や営業先のマル秘話が聞ける
ゴルフは長い時間一緒にいるので、クライアントのマル秘話も聞けるチャンスです。
もしかしたら今後の営業などに役立ったり、業界の知見を広げられたりするかもしれません。
ただしその話を周りの人に話すのではなく、自分の中でとどめておくことも重要なので注意しましょうね。
メリット3:新しいクライアントを得るチャンス
同じ趣味を通じて知り合うと、仕事もスムーズに進むことが多いです。
ゴルフを通じて知り合った方からの紹介や、普段話さない方と話している際に自分を知ってもらえ、深い話から仕事になることも少なくありませんよ。
メリット4:トーク力や営業力が上がる
ゴルフ中は自分の話をすることも多いので、トーク力や営業力も上がる機会です。
自分から仕事の話を持ちかけない方が良いですが、聞かれた際は素直に答えて大丈夫ですよ。
失敗しない!接待ゴルフで事前に準備すべき5つ
接待ゴルフは事前準備が重要です。下記の5つに関してそれぞれ詳しく紹介します。
- メンバー分け
- ゴルフ場選び
- プレー時間の選定
- 案内状
- 手土産
準備1:メンバー分け
まずゴルフ接待のメンバーを集め、多い場合は3.4人ずつに分ける必要があります。
集めるメンバーは、スロープレーを避けるためにスコア100ほどまでの人がオススメです。
また、4人に分ける際は、どのチームも同じくらいのスコアになるようにしましょう。
そのためには事前にスコアを聞いておく必要がありますよ。
準備2:ゴルフ場
ゴルフ場を選ぶ際は下記の点を考慮しましょう。
- スコアに応じた難易度
- 予算
- 渋滞が起こりにくいか
- 1時間半以内でいけるか
スコアに応じて難易度が高すぎても楽しんでもらえなかったり、簡単すぎても物足りなかったりする可能性があるので相手を配慮して考えましょう。
また、予算に応じてゴルフ場を選ぶ必要がありますが、安っぽいゴルフ場は避けて綺麗なゴルフ場を選ぶ方が喜ばれます。
そして、交通の状況を考慮して、行きやすいゴルフ場を選ぶ必要があります。
準備3:プレー時間の選定
先方に夜予定がある場合はその時間に間に合うスタート時間に設定する必要があるので、上司の方などと話をして決めましょう。
基本的には、先方が家を出る時間を6時〜6時半頃と考えて、スタート時間を設定するのがオススメですよ。
準備4:案内状
メンバー、ゴルフ場が確定したら、案内状を送りましょう。
FAXが基本ですが、仲良い方であればメールやメッセンジャー、また郵送などの手段もあるので、上司などに相談しましょう。
案内状の例
案内状の例を貼っておくので、参考にしてみてくださいね。
準備5:手土産
ゴルフの際は、手土産を持っていくようにしましょう。
ゴルフ場にも売っていますが、どこかオススメの手土産屋さんの方が事前に準備した誠意が伝わりますよ。
そのため、事前に以下の内容などを把握しておき、3,000円程度で手土産をお渡しするのが一般的です。
- 家族構成
- 好きな食べ物、飲み物
- 嫌いなもの
- 年齢
- カステラ
- クッキー、チョコレート
- 和菓子
- 有名な生食パン
- ワインなどお酒
【女性の得するマナー】接待ゴルフではお菓子を用意しよう!
女性は飴などのお菓子を少しずつ袋に詰めて、ラウンド前にお渡しすると非常に喜ばれますよ!
特にスルーでプレーする場合はお腹が空くため、つまめるものがあると有り難いそうです。
私がいつも持っていくのは梅干ですが、持って配るだけでも周りの方のお役に立てますよ。
ゴルフ接待当日の流れ6ステップ!重要な3つのポイント
ゴルフ接待当日の流れは事前に把握しておくとスムーズに行動できるので、ここで紹介しておきますね。
- ゴルフ場には1時間前に着く
- お出迎えする
- 前半ラウンド
- ランチ
- 後半ラウンド
- お送りする
中でも知っておくべきポイントについて、抜粋して紹介します。
ポイント1:ゴルフ場には1時間前に着く
ゴルフでは通常プレーの1時間前につくように、余裕を持って向かいましょう。
なぜなら、高速では事故も多いので、渋滞にハマると迷惑をかけてしまうからです。
到着したら、チェックインや自分の用意を済ませる必要があるので、余裕を持ってクライアントを待つ行動が重要ですよ。
ポイント2:お出迎えする
準備が終わったら、お出迎えするために受付のロビーで待ちます。
接待の時や目上の方が到着する時は、お出迎えするのがマナーです。
ただずっと立っている必要はなく、ロビーで座って待てばOKですよ。
車が到着したのが見えたらエントランスへ出るか、入ってくるのを待って出迎えましょう。
ポイント3:お送りする
ラウンドが終われば、シャワーに入ってレストランで打ち上げをし、お送りして解散する流れが多いです。
ただシャワーに入る前に解散を希望される方や、レストランに寄らずに帰られる方もいるので、柔軟に対応しましょう。
このお送りする際に手土産も一緒にお渡ししましょう。
絶対に覚えておくべき!ゴルフ接待のマナー10こ
ゴルフ接待ではマナーが非常に重要です。
長い時間一緒にいるので、その人の印象にも影響しますし、ビジネスも左右します。
気持ちよくゴルフするためにも最低限下記のマナーは守りましょう。
- グリーン上は走らない
- 遅延、スロープレーはNG
- 打つ人より前に行かない
- 2打目以降はクラブを数本持って行動する
- 前の組の人が打つ際は静かに
- 1番後ろの人に合わせてカートを止める
- ボールの行方をしっかり見届ける
- ロストボールを探す
- 声掛けも重要
- バンカーには最短距離で入る
接待マナー1:グリーン上は走らない
パターを使用するグリーンでは、早歩きや走るのもやめましょう。
なぜなら、靴裏のスパイクで吸ってしまうとグリーンが削れてしまうからです。
打った後に、相手が打つ前にマーカーをおくために早く移動したい場合は、大股で足をちゃんとあげて歩くとグリーンも削れないのでオススメです。
初心者やマナーをあまり知らない方には多いので、注意してくださいね。
接待マナー2:遅延、スロープレーはNG
ゴルフは2時間〜2時間半で回るように心が蹴る必要があります。
そのため、だらだらとプレーしていると、後ろの組みやラウンドメンバーにも迷惑がかかります。
スロープレーになりがちな下記の点に注意してプレーを楽しみましょう。
- OB、ロストボールは少し探してなければ諦める
- 素振りは2回まで
- 自分の番になる前にクラブを用意して待つ
- 2打目以降はクラブを2.3本ほど持っていく
- ミスショット後は次の場所まで急ぐ
- 全員パターが終わったらカートまで急いで移動する
接待マナー3:打つ人より前に行かない
2019年からルールが代わり、準備ができた人から打ってよくなりました。
しかし、打つ人の邪魔になってはいけません。
基本は後ろの人から打っていくのがマナーなので、周りを見て行動しましょう。
また、ティーショットも打つ人の視界に入らないように心がけることが重要ですよ!
接待マナー4:2打目以降はクラブを数本持って行動する
ゴルフでは2打目以降は、数本クラブを持って行動するのがマナーです。
なぜなら次のショットでミスした際に、打ったクラブでは打てない可能性があるからです。
この場合、カートに戻ってクラブを選ぶ必要があり、メンバーにも迷惑かけてしまうのとスロープレーにも繋がってしまいます。
接待では『先を考えて行動する』ことが重要だと知っておきましょう。
接待マナー5:前の組の人が打つ際は静かに
ゴルフでは混んでしまった際に、詰まって前の組みのティーショットに追いついてしまうこともあります。
その際、大声で話していると前の組みの人は集中してショットを打てず、迷惑をかけます。
ゴルフは人に迷惑をかけないよう行動するのが重要な紳士のスポーツです。
誰かが打つ際は会話しないようにするなど、周りの人にも配慮した行動を取りましょう。
接待マナー6:1番後ろの人に合わせてカートを止める
カートは一番後ろの人に合わせて動かすのがマナーです。
なぜならGPSが付いているカートも多く、最後の人より前にカートを出してしまうと、後ろの組みが打ち混んできてしまう可能性があるからです。
後ろの組みの人が、カートの位置情報をみて『打って大丈夫』と判断し、打ち込んでくると怪我にも繋がり非常に危険です。
焦らずに、相手を配慮して行動しましょう。
接待マナー7:ボールの行方をしっかり見届ける
ゴルフではボールを見失うと、ロストボールとしてカウントしなければなりません。
また、ボールを探すのはスロープレーにも繋がるので、自分のボールが落ちるまで必ず見届けましょう。
自分のボールだけでなく、相手のボールの落下地点もしっかり見届けていると、相手がボールを見失った時に教えてあげられますよ。
接待マナー8:ロストボールを探す
一緒に回るメンバーがボールを見失ってしまった時は、率先して探しましょう。
これは紳士な姿勢にも繋がりますし、相手にも好印象を持ってもらえます。
ただし、ロストボールした人の近くに自分のボールもある場合は、探すよりも自分が先に打って時間を稼いであげるのも重要な判断ですよ。
その場その場で、臨機応変に対応しましょう。
接待マナー9:声掛けも重要
ミスショットを打った際や良いショットを打った際は、声をかけてあげると良いです。
例えば自分が打ったナイスショットボールを誰かが見ていてくれると嬉しいですよね。
以下が主な言葉なので、場面に合わせて使い、クライアントやメンバーにもゴルフを楽しんでもらいましょうね。
- ナイスショット
- ナイスアプローチ
- ナイスタッチ(距離が近い時に使う)
- ナイスアウト(木の陰や打ちにくいところから打った際に使う) など
- (打てそうであれば)あそこなら打てるともいますよ!
- (距離が届かなかった場合)惜しいですね
などにし、過剰には持ち上げるような声はかけないのが良いですよ。
接待マナー10:バンカーには最短距離で入る
バンカーにボールが入った際もマナーが問われます。
入った箇所をレーキで綺麗にすればいいのですが、バンカーの砂に触れる箇所を最短にするのがマナーです。
なぜなら、たくさん砂に触れてしまうとレーキで直す箇所が多くなり、後ろの人も打ちやすくなる可能性があります。
そのため、できるだけボールに最短距離で入り、入った場所の上を通って出るようにしましょう。
レーキをバンカー内に入れると、砂地に跡がついてしまうので入れないのがマナーです。
レーキが遠くにある場合はバンカーに入る前に近くに置いておき、打った後レーキが取れるところまで戻り砂地を直すのがマナーと覚えておきましょう。
【男女別】ゴルフ接待の服装マナー
ゴルフでは服装マナーも重要です。まず下記の点が基本的なゴルフマナーなので、確認してくださいね。
接待時の服装マナー:男性の場合
接待の場合、基本的にスーツで行くのが無難です。
上司がスーツでなくてもOKと言った場合でも、『襟付きのポロシャツ、ジャケット』を着ていくのがオススメです。
また、Tシャツ、短パン、ジーンズ、サンダルは基本的にゴルフ場では禁止なので、着ないようにしましょう。
接待時の服装マナー:女性の場合
女性の場合は、カジュアルスーツや膝丈のスカートなど綺麗めの格好がオススメです。
また、ゴルフバッグを運ぶ必要があったり荷物も多買ったりするので、ヒールの高すぎる靴は避けると安全ですよ。
ゴルフ接待で守るべき注意点4つ
ゴルフ接待時は上記のマナーを守りつつ下記の注意点にも気をつけると、クライアントにより気持ちよくゴルフをしてもらえます。
そのため、頭に入れておきましょう。
注意点1:会社を代表していることを忘れない
接待する際に忘れてはいけないのが、会社を代表しているということです。
もしこの気持ちを忘れてしまうと、羽目を外してしまう可能性も高くなり、より相手を考えた行動ができない場合もあります。
ただし、自分自身が楽しむことを忘れてしまっては行き過ぎの行動と感じさせてしまう場合もあり、難しいのが正直なところ。
仕事と捉えつつも、『この人とのゴルフは楽しい!』と思わせるのもゴルフ接待では重要!と知っておきましょう。
注意点2:スマホは極力いじらない
ゴルフ接待では、相手に気を遣わせてしまうためスマホをいじらないのも重要です。
スマホをいじっていると、相手は『何かあったのかな?』『忙しそう』などマイナスのイメージを持ちます。
そのため逆に、接待相手に気を遣わせてしまうことも多いのです。
必ずマナーモードに設定をし、緊急でない限り電話もしないのが鉄則ですよ。
注意点3:言葉遣いに気をつける
言葉遣いは一番気をつけなければなりません。
なぜなら、ゴルフはビジネスと同じなので『親しき仲にも礼儀あり』が基本の考えだからです。
かなり関係性ができていたり、もともと友人関係にあった人に対しては別ですが、仕事相手に馴れ馴れしく接するのはよくありませんよね。
丁寧すぎる言葉はよくありませんが、きちんとした言葉遣いを心がけましょう。
注意点4:スコアなどをごまかさない
ゴルフでは毎回のラウンドが終わると、各自のスコアをメンバーに伝えます。
その際、ズルをするなど小賢しいことはしてはいけません。
なぜなら、ゴルフでズルや嘘をつく人は、ビジネスでもだらしないと信用されない可能性があるからです。
スコアがいくら悪かろうと、信頼をなくす行動を取らないで、正直にプレーすることの方が重要ですよ。
ゴルフ接待が終わったらお礼メールを忘れずに!
ゴルフ接待が終わったら、当日中にお礼の連絡を相手にしましょう。
その日中に連絡ができるかで、その会社の印象はよくなりますし、丁寧な姿勢も伝わります。
この連絡で注意したいのが、『ただ送っただけ』という印象を与えないことです。
コピペやありきたりな言葉ではなく、『その日にあった出来事』や『勉強になったお話』など、その日の感謝の言葉を文字に起こして連絡しましょう!
ゴルフ接待で守るべきマナーと注意点 まとめ
この記事に書いてある『ゴルフ接待で守るべきマナー10こと注意点3つ』を理解すれば、信用してもらえ、ゴルフ接待を成功させられますよ。
最後にまとめてみましょう。
- グリーン上は走らない
- 遅延、スロープレーはNG
- 打つ人より前に行かない
- 2打目以降はクラブを数本持って行動する
- 前の組の人が打つ際は静かに
- 1番後ろの人に合わせてカートを止める
- ボールの行方をしっかり見届ける
- ロストボールを探す
- 声掛けも重要
- バンカーには最短距離で入る
上記のマナーをしっかり守って、相手に楽しんでもらえるゴルフ接待をしましょう!
※この記事を理解できた方は下記を読むと、ドライバーのミスが無くなりますよ。