原野
・雨の日のゴルフの服装や持ち物を知りたい
・雨ゴルフのキャンセル判断ってどうすればいいの?
・雨ゴルフでの注意すべき打ち方を教えて!
と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『雨の日のゴルフの服装や持ち物・コツ7つ』を理解すれば、ゴルフ初心者でも雨の日に注意すべきことが全てわかりますよ!
ゴルフフォーカス編集長の私が、雨の日のゴルフを30回以上経験した中で重要だと思った『雨ゴルフ対策』の悩みをまとめたからです。
それではまず、『雨ゴルフのキャンセル・中止の判断基準』から紹介しますね。
目次
そもそも雨の日でもゴルフをするの?
ゴルフ好きであれば、雨の日でもゴルフをされる人は普通にいます。
雨でもゴルフ場が締める判断をしない限りはプレーができますし、キャンセル料を払うならラウンドする人も多いですよ!
特に日本では、6月の梅雨期と9月の秋雨期があるので、1ヶ月丸々雨が降っている場合もあります。
雨の日のゴルフを避けるなら上記の1ヶ月間は丸々ラウンドができないことになるので、多少雨が降っていても晴れる可能性があればプレーするのもおすすめです!
雨ゴルフのキャンセル・中止の判断基準
雨の日にゴルフをするかどうかの判断基準は、雨量3ミリをおすすめします!
なぜなら、3ミリを超えると土砂降りに近く、その日のラウンド内で雨が止む可能性が低くなるからです。
小雨であれば問題なくプレーできますが、雨の日のゴルフは晴れの日よりもプレーがしづらいです。
とくに土砂降りだとベトベトに濡れてしまうので、うまく打てないとゴルフが嫌に感じる人もいます。
そのためゴルフ初心者などの打つ回数が多い人は、風邪をひかないためにもキャンセルの判断をされるのがおすすめですよ!
- 1ミリ:傘がなくても我慢できるレベル
- 2ミリ:近くのコンビニに行く程度でも傘をさすレベル
- 3ミリ:外出には傘やレインコートが必要なレベル
- 5ミリ:かなり強い雨で、傘をさしていても足元が濡れるレベル
- 10ミリ:雨の音で話し声が良く聞き取れないレベル
雨の日のゴルフで困ること
『雨の日のゴルフで困ること』をゴルファーの方々にアンケートをした結果が以下です!
雨量にもよりますが、雨の日のゴルフをする場合には上記のような点に気をつけましょう!
一番多かった声としては『濡れる』ということです。雨の日のゴルフの場合、土などが服についてしまうこともあるので土砂降りの場合には注意が必要です。
また『グリップが滑る』という回答もありますが、雨の日はうまく力が伝わらなかったり、クラブが滑って飛んでしまうなどもあるので、気をつけながらプレーしてくださいね!
雨の日のゴルフ対策
上記のような雨ゴルフならではの悩みがあるので、雨対策は非常に重要です。
簡単に以下で紹介しますね!
- 傘を使う
- グリップは濡らさないようにする
- きちんとしたレインウェアを着る
- 着替えを持っていく
- 防寒対策をする
- 替えのグローブを持っていく
- 帽子はサンバイザーではなくキャップにする
- 大きめのタオルを持参する
上記で書いている内容を知っておけると、雨の日のゴルフでも楽しくラウンドできますよ!
原野
雨の日のゴルフの服装・準備すべき持ち物7つ
雨ゴルフでのおすすめの持ち物は、必要最低限以下を持っておくと良いですよ!
プラズ傘などをクラブの中に入れておくとオシャレですので、気になる方は買っておくと良いですよ!
- レインウェア
- レインキャップ
- 防水スプレー
- 機能性インナー
- 替えのグローブ
- タオル
- 【番外編】傘
雨ゴルフの持ち物1:レインウェア
雨の日ゴルフ用のレインウェアは、多少高くてもいいものを買いましょう。
なぜなら、安いものを購入してしまうと水を吸ってしまい、効果がないものもたくさんあるからです。
レインウェアにもタイプがあるので、以下の基準で決められるのと良いですよ!
- 上下セットでしっかり足も守る:土砂降りでも安心
- 上からパーカーのように羽織る:脱ぎ着しやすい
上下セットを持っておけば、上だけを使用することも可能なのでおすすめです!
おすすめの男性用レインウェア
おすすめの女性用レインウェア
雨ゴルフの持ち物2:レインキャップ
次におすすめなのが、レインキャップです。
もちろんいつも使っているサンバイザーやキャップでも良いのですが、雨の日にゴルフをする場合かなり濡れるので、レインキャップを持っておくと非常に便利ですよ!
原野
おすすめの男性用レインキャップ
おすすめの女性用レインキャップ
雨ゴルフの持ち物3:防水スプレー
3つ目は、防水スプレーも持っているとおすすめです!
3ミリ以上の雨の場合、洋服がかなり濡れてしまうので防水スプレーをしているとかなり効果がありますよ!
またレインウェアでも防水スプレーをかけるとより効果があるので、雨の日は持っていくのがおすすめです。
おすすめの防水スプレー
雨ゴルフの持ち物4:機能性インナー
4つ目は、機能性インナーを着ていくことがおすすめです。
機能性インナーの中でも吸水速乾素材のものを買っておけば、雨でも快適にラウンドすることができますよ!
雨の日のゴルフでは体が冷えるので、インナーを一枚着ているだけで体感が全然違います!
雨ゴルフの持ち物5:替えのグローブ
5つ目は、替えのグローブを持っていくことです。
グローブはすぐに雨が浸透してしまうので、前半後半のラウンドで替えられるとプレーしやすくなりますよ!
おすすめは、乾いた状態でも柔軟性があってフィット感が良い上に、汗をかいても雨でもグリップ力が劣らないグローブです!
以下で紹介するものは、雨の日でも対応しているグローブなので、もし持っていなければ持っておくとおすすめですよ。
おすすめの雨用グローブ
雨ゴルフの持ち物6:タオル
雨の日のゴルフで最後に重要なのはタオルです。
小さめのハンカチだけでなく、大きめのタオルをいくつか持っておくと良いですよ!
ゴルフのカートは横側が雨よけに対応していないので、基本的には多めに持っておくのがおすすめです。
もしタバコを吸われる方は、タバコを入れておくためのタオルも持っておくとストレスがないですよ!
雨ゴルフの持ち物7:【番外編】傘
ゴルフ場に用意があるので、ほとんどの方は買う必要がありません
しかし、自分だけのおしゃれな傘でラウンドを楽しみたい方は、キャディバックに入れておくといいですよ!
雨の日のゴルフで良いスコアを出す打ち方7つのコツ
雨の日は打ちにくいので、晴れている日よりもスコアが悪くなる場合が多いです。
そのため雨の日でもスコアをまとめるための打ち方を紹介しますので、ぜひ参考にされてくださいね!
- クラブ選択は1つ上の番手にする
- インパクトを緩めない
- ボールをクリーンに打つ
- ランではなくキャリーで距離をかせぐ
- 正確性を意識する
- パターはしっかり打つ
- ボールに泥が付いていることを考慮して打つ
コツ1:クラブ選択は1つ上の番手にする
雨の日では、一つ上の番手を選ぶのがおすすめです。
なぜなら、雨の日はランが出にくい上に、インパクトが伝わりにくいからです。
フェアウェイやラフが水を含んでいるので、地面にボールが落ちてから思ったほど進んでくれないので計算してクラブを選びましょうね!
ただショートコースなどのランを使わない場合は、いつも通りのクラブでよいですよ!
コツ2:インパクトを緩めない
2つ目の打ち方のコツは、インパクトを緩めないことです。
理由は、雨の日にはグリップが滑りやすいうえ、芝が水を含んでいて重いからです。
インパクトが緩むとスイングの軌道がブレやすくなり、コントロールが効かないのでミスが増えます。
緩めないための打ち方は、手元で減速させないよう振り抜くことですよ!
コツ3:ボールをクリーンに打つ
3つ目のコツは、ボールをクリーンに打つことです。
“クリーンに打つ”とは、ボールに当たる前にクラブを芝生と接触させない打ち方です。
つまりクラブは、ボールにコンタクトした後、芝生と接触します。
このクリーンに打つ方法を知っておくと、ライが悪かったり芝生が濡れていても適切なショットを打てますよ!
また、ボールが自然とフェース面に沿って滑り上がっていくので、バックスピンがかけられるのです。
コツ4:ランではなくキャリーで距離をかせぐ
4つ目のおすすめは、キャリーで飛距離もかせぐことです。
キャリーとは、ボールを打ってから着地するまでの空中を飛んでいる距離を意味します。
雨の日は地面に着いてしまうと距離をかせげないので、空中でいかに遠くに飛ばせるかがポイントとなりますよ。
とくにティーショットでは、低めの球筋ではなく高い球筋を心がけましょう!
コツ5:正確性を意識する
雨の日ゴルフでは、無理に振るよりも正確性が高まるコンパクトなスイングを意識しましょう。
なぜなら、レインウェアを着ていたり雨で体が冷えていたりすると、いつもより身体の動きが悪くなるからです。
コンパクトスイングとは、オーバーなスイングをせずに小さくクラブを振り抜くことを指します。
方向性もよくなりミスショットも減るので、距離を意識せずミスしたくない時にはおすすめの打ち方なので覚えておきましょうね!
コツ6:パターはしっかり打つ
グリーンには水が含んでいるので、しっかり打ちましょう。
雨の日のグリーンは重いので、ショートしてしまうことが多いです。
ラウンド前に練習グリーンで打ってみて、グリーンの重さを確認するのがおすすめですよ!
コツ7:バンカーショットは打ち込む
水を含んでいるバンカーは砂が硬くなるので、出すことが難しくなります。
そのため、いつも以上にしっかりと打ち込むことが重要です。
ポイントは、アドレス時にクラブを晴れの日の時より若干長めに持ち、ヘッドスピードを上げて負けないように打つことです!
とくに雨の日は払い打ちをするのではなく、上から打ち込む意識を強く持ちましょう!
雨の日のゴルフにおける注意点3つ
『雨の日のゴルフで気をつけたほうがいいことはある?』と思っている人のために3つ紹介します。
雨の日には欠かせないことを紹介しますので、ラウンド前に確認してみてくださいね!
- グリーン上には傘を置かない
- 救済を使って安全に打とう
- 毎回グリップやボールを拭く
注意点1:グリーン上には傘を置かない
雨の日は傘をさしながらラウンドしますが、グリーン上に傘を置いてはいけません。
なぜなら、傘でグリーンが傷ついたり、風が吹いていれば傘が飛ばされてボールに当たる可能性もあるからです。
そのため、傘は閉じてグリーンカラーの外側に置くようにしましょう!
注意点2:救済を使って安全に打とう
雨の日のゴルフでは、水たまりや窪みなどにボールが入ってしまうこともあります。
そのまま打てれば打っても構いませんが、救済を使って打ちやすいところにボールを置き直し、安全にプレーするのがおすすめです!
ローカルルールではペナルティーなしで、今あるボールの位置からカップに近づかなければ、6インチ(15.24㎝)以内で好きな場所にボールを移動できますよ!
打ちにくい場所から打っても服が汚れてしまったり、ボールがどこに飛ぶかわからず危ないので、厳しいルールでラウンドしていない場合には動かしちゃいましょう。
注意点3:毎回グリップやボールを拭く
雨の中ゴルフをする場合、毎回クラブのフェースやグリップを拭くようにしましょう。
理由は、土や草がついたまま打つと、ボールが思ってもない方向に飛んでしまう可能性があるからです。
面倒に思うかもしれませんが、上手に打てないほうがよっぽど嫌だと思いますので気にしてくださいね!
雨の日のゴルフ対策 まとめ
この記事に書いてある『雨の日のゴルフ対策!服装や持ち物・打ち方まとめ』を理解すれば、雨の日のラウンドが初めてでも安心してプレーを行えますよ!
最後にまとめてみましょう!
- レインウェア
- レインキャップ
- 防水スプレー
- 機能インナー
- 替えのグローブ
- タオル
- 傘
- クラブ選択は1つ上の番手にする
- インパクトを緩めない
- ボールをクリーンに打つ
- ランではなくキャリーで距離をかせぐ
- 正確性を意識する
- パターはしっかり打つ
- ボールに泥が付いていることを考慮して打つ
雨の日のゴルフは晴れの日と違った景色でのプレーとなるので、やりずらかったりうまく打てなかったりすると思います。
ただ、晴れの日だけでなく雨の日も経験することで、『まとめるゴルフ』ができるようになり、意外とスコアが良い場合もありますよ!
攻めるだけがゴルフではないので、雨の日だからこその『安全な場所にボールを運ぶ』『同じスイングでボールを打つ』ことを意識するだけで、一気に上達しますよ!
原野
ぜひ”安全・快適”に、雨の日のラウンドを楽しんでくださいね。
※『雨の日のゴルフについて』が読み終わったら、『千葉で安いおすすめのゴルフ場ランキング』も併せて読まれることをおすすめします!