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【番手別】ゴルフ飛距離の目安一覧|男女プロアマごとに紹介

ゴルフ飛距離の平均・目安とは|番手別・男女別で紹介

原野

ゴルフ歴9年、ベストスコア84のゴルフフォーカス編集長です。IT企業でOLしながら、休日は大好きなゴルフをしています!
この記事で解決できる悩み
  • 自分の飛距離は平均なのか知りたい
  • 飛距離の目安はどのくらいなの?
  • 番手ごとどのくらい飛ばせば良いの?

と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説する『ゴルフの番手別の飛距離目安・飛距離アップ方法4つ』を理解すれば、誰でも自分の目安にすべき飛距離がわかりますよ!


なぜなら、私もこの方法でゴルフで飛ばないという悩みを解決できたからです。


それではまずは『飛距離の定義は?キャリー・ランについて』から紹介しますね。


もし今すぐ番手ごとの飛距離目安を知りたい場合は目次2つ目をご覧ください!

【前提】ゴルフの飛距離とは

飛距離とは、打った位置からボールが止まった位置までの距離を言い、単位はヤード(yard)で表します。


ただ、飛距離は2つの要素に分解できます。

  • キャリー:打った位置からボールが落下した位置までの距離
  • ラン:着地してからボールが止まるまでの距離

ゴルフの平均飛距離の目安を男女別に紹介|キャリー・ランとは?

ゴルフの飛距離はキャリー・ラン込みどちらで計算すべき?

結論、ゴルフの飛距離は「キャリー」と「ラン」をあわせた総距離を指します。


キャリーとランは打ち方によって距離が異なりますが、基本的にはキャリーの方が長いので、『ランの何倍がキャリーか?』を知っておくといいですよ!


また、ドライバーなどのウッド系とアイアンでは、キャリーとランの比率が変わります。


ゴルフ練習場によっては、それぞれの距離を自動で図れる機械を導入しているところもあるので、気になる方は一度活用してみることをオススメします!

原野

自分の「キャリー」「ラン」の距離を知っていると、池や崖越えなどの場面で『どのくらい打てば安全か?』がわかるので、安心して冷静に打つことができますよ!

ちなみに私の場合、ドライバーの平均飛距離が210-230yardで、「キャリー」が約180yard、「ラン」が約30-40yardのことが多いです。

男性女性別!ゴルフの平均飛距離・目安を番手ごと紹介

以下で、男女別にプロゴルファーとアマチュアゴルファーの平均飛距離を一覧にしています。


クラブの特性によっても異なりますが、基本的には1番手あげると約10-20yard変わるように設計されていますよ!


また年齢によっても飛距離は変わってきますので、あくまで目安として考えてみてくださいね。

男性の飛距離一覧

まずは男性の飛距離目安から紹介しますね。

番手(クラブ)男性プロ
平均飛距離目安
男性アマチュア
平均飛距離目安
1W(ドライバー)287y230y
3W264y215y
5W234y195y
7W214y180y
3UT235y200y
4UT227y180y
5UT218y170y
4iron218y170y
5iron204y160y
6iron189y150y
7iron175y140y
8iron161y130y
9iron146y120y
PW132y105y
AW115y95y
SW92y80y

女性の飛距離一覧

次は、女性プロゴルファーとアマチュアゴルファーの飛距離目安です!


男性の番手と異なり、3UT、4ironを使う場面はほとんどないかと思うので、中上級者向けの基本的なクラブセッティングで記載しております。

番手(クラブ)女性プロ
平均飛距離目安
女性アマチュア
平均飛距離目安
1W(ドライバー)250y175y
3W230y150y
5W215y135y
7W200y125y
4UT198y125y
5UT190y110y
6UT183y100y
5iron178y110y
6iron165y100y
7iron153y90y
8iron140y80y
9iron128y70y
PW115y60y
AW100y55y
SW80y50y

ドライバー|飛距離の目安

男性アマチュアゴルファーにおけるドライバーの飛距離の目安は230yard、女性アマチュアゴルファーの平均目安は175yardです。


この飛距離は一般的な飛距離となっているため、ゴルフ初心者の方はこの飛距離を目安としていただくといいでしょう。


国内男子プロとしては、平均飛距離ランキング(2023年度)で河本力選手の平均322yardが1位となっており、上位14位までが300yardを越えています。


一方100位の選手は269yardと、アマチュア男性より約30yardほど飛んでいることになりますが、そこまで大差があるわけではないですね。

原野

ちなみに有名な石川遼選手で平均293yard、松山英樹選手で平均298yardです!


250yardでも飛んでいると言われますが、練習を重ねている二人のように300yard近く飛ばすことは並大抵ではないことがわかりますね。

フェアウェイウッド|飛距離の目安

フェアウェイウッドは基本的に3番、5番、7番を使っている人が多いと思います。


男性アマチュアゴルファーがフェアウェイウッドを利用する飛距離の目安は180〜215yard、女性アマチュアゴルファーの目安は125〜150yardです。


基本的に飛距離のランキングはドライバーで出されますが、WBCアメリカ代表のマイク・トラウトがフェアウェイウッドで約330ヤード飛んでいることが話題になりました。


飛ばし屋で有名なローリー・マキロイのドライバーショットでも、326yardなためほぼ同等の数値としてニュースに取り上げられています。

ユーティリティ|飛距離の目安

男性は3番UT〜5番UT、女性は5番UT〜6番UTを使うことが多いと思います。


それぞれ、男性は170〜200yard、女性は100〜110yardとされています。


女性はスイングスピードのない方が多いのでこの飛距離が平均となっていますが、20〜30代でスイングスピードが早い人だと150〜165yardくらいは飛ばせる人も多いですよ!

アイアン|飛距離の目安

男性の場合は4番〜9番アイアン、女性の場合は6番〜9番アイアンを使う方が多いと思います。

男性は120〜170yard、女性は70〜100yardが飛距離の目安です。


特に女性はアイアンだとあまり飛ばすことができないので、ゴルフ初心者であればユーティリティやウッドなどの飛距離が出やすいクラブを使う方も多いのではないかと思います。


一方、アイアンは高く上がるためキャリーが出にくいのが特徴で、グリーン周りでよく使われます。同じ飛距離のクラブでも、シーンによってアイアン・ウッドを使い分けることをオススメしますよ!

ゴルフの飛距離を伸ばすために必要な方法4つ

ゴルフの飛距離をアップさせるためにオススメの方法を4つ紹介します。

  1. ミート率を上げる
  2. ヘッドスピードを上げる
  3. フィジカル面を鍛える
  4. 体重移動を力強く、正しく行う

クラブを変えることで飛距離がアップする場合もありますが、ここでは継続的に飛距離を伸ばす方法を詳しく紹介しますね。

方法1:ミート率を上げる

まずはミート率アップです。ミート率とは、ボールスピードをヘッドスピードで割った数値を指します。

数値が高いほど効率良くエネルギーをボールに伝えられていることになります。


ミート率には上限があり「1.56」までとされていて、アマチュアだと1.3前半から1.4程度が理想、1.4を超えるとかなり効率がよいとされています。また、プロゴルファーのミート率は1.5程度です。


ミート率は飛距離にダイレクトに影響を与えるので、飛距離を伸ばしたい方は意識すべきポイントと言えるでしょう!

ハーフスイングで練習しよう

ミート率をアップさせるには、ハーフスイングがオススメです!

余計な力が入らない練習方法で、ボールを芯で捕える感覚が習得できますよ。


またインパクトゾーンのヘッドの軌道も安定し、方向性の向上にも繋がるので是非練習に取り入れてみてくださいね。

ハーフショットのポイント3つ

ハーフショットでは、以下を意識してみてくださいね!

  1. 前傾姿勢のキープ
  2. 腕の三角形の維持
  3. 手首を使わず、お尻を回すイメージ

方法2:ヘッドスピードを上げる

ヘッドスピードとは、ボールを打つ瞬間のクラブのフェース面のスピードを指します。


ヘッドスピードが速いほどボールに力が伝わるため、飛距離アップに繋がりますよ!


ただ注意したいのが『ヘッドスピードを上げる=力を入れて速くクラブを振る』と思われる方もいるかもしれませんが、それはミスにつながります。


また、腕だけでクラブを振ってしまい、体の回転を活かせていない場合もヘッドスピードは落ちてしまいます。

力任せに振るのではなく、クラブの重さをうまく使って振る練習方法をオススメしますよ!

ヘッドスピードを上げるポイント

ラウンド時は、ドライバーを振る前に思い切り一度素振ってみてください!

また、毎日素振りを行うだけでも飛距離はアップしますよ!

原野

オススメの練習器具もあるので後ほど紹介しますね。

方法3:フィジカル面を鍛える

3つ目はフィジカル面です。主にオススメなのは、以下の2点ですよ!

  1. 体幹を鍛える
  2. 体重を増やす

体幹がしっかりとあることでスイングの軸が安定し、遠心力に負けずに効率的に力をボールに伝えることができるので筋トレもオススメです!


また、体重が重いほうがより多くのエネルギーをボールに伝えられるため、体格が良いゴルファーは飛距離のアドバンテージが高いと言えます。

原野

実際、私も5キロ体重が減った際、20yardほど減ってしまった経験があります。

体重とともに筋力が落ちたことも関係するかと思いますが、体重がある方が飛ばしやすいと思った経験があります。

方法4:体重移動を力強く、正しく行う

最後4つ目は、体重移動です。スイングする際に体重移動ができていると、正しく力が伝わりますよ!

オススメの意識は、クラブを振り下ろす際に左足(右利きの場合)のかかとに重心を持っていくイメージです。


体重移動が正しくできると、力がない女性でも飛距離を伸ばすことができますよ!


※下記でプロから教わった体重移動のコツを画像付きで説明しているので、よかったら見てみてくださいね。

ゴルフ初心者が体重移動のコツと練習方法ドリルで飛距離の悩みやミスを減らせる!【3分で理解】ゴルフスイング時の体重移動コツ2つと簡単練習ドリル

飛距離アップに効果的な練習器具

これまで飛距離アップのコツを紹介しましたが、最後にオススメの練習器具を紹介します!


『手軽さ』として特におすすめなのが、ヘッドスピードを伸ばすスイング器具です!


以下は今平周吾さんなども愛用するもので、キャディバックにも入れられるためラウンド前にも使うことができオススメですよ!

原野

飛距離が目安に届いていない方やもっと飛ばしたい方は、1つあるとずっと使えるので是非この機会に購入してみましょう!

番手別!ゴルフの飛距離目安一覧まとめ

この記事で紹介した『ゴルフの番手別の飛距離目安・飛距離アップ方法4つ』を実践すると、本当にすぐに飛距離がアップしますよ!


自分の飛距離を知ることで、コースマネジメントに活かせるため、スコアアップにもつながります。


ただ、飛距離は平均くらい飛んでいれば十分なので、無理に飛ばそうと意識せず、練習などで徐々に伸ばすことをオススメします!

原野

ぜひこの記事を参考に、自分にあった練習をしてみてくださいね!