ゆかり
ゴルフ初心者のうちは、正しい練習が重要です。
なぜなら、間違った練習を何度しても、上達には繋がらないからです。
ただ、何から練習すればいいのか、悩みませんか?
私はゴルフ初心者のとき、色んな動画やサイトを見ましたが、結局何からすればいいのかわからず悩んでしまいました。
そこでこの記事は、ゴルフ練習の悩みを持った方々向けに書いています。
- スイング練習方法を知りたい
- ゴルフ初心者が練習するのに超重要な「ビジネスゾーン」って何?
- 100ヤードショットを安定させる方法は?
- 自宅でできる練習方法も知りたい
この記事に書いてある「ゴルフ初心者がコースで安定して打つための練習法5つ」を理解すれば、練習時に困ることはありません。
なぜなら、私も初心者の頃、この記事に書いてある内容を高校のゴルフ部のコーチに教わり、確実にうまく打てるようになったからです。
それでは、下記で詳しく説明していきます。
目次
前提:ゴルフ練習の必須道具2つ
練習で打ちっぱなしに行く際は、グローブ・ゴルフクラブが必要です。
なぜなら、貸し出しをしていない練習場がほとんどだからです。
また、打ちっ放し練習の場合には“帽子、ゴルフシューズ、ボール”は必要ありません。
ゴルフクラブは貸してくれる練習場もありますが、クラブ一つ一つの重さや長さが違うので、必ず持っていくようにしましょう!
練習前に!ゴルフ初心者が知るべきスイング知識7つ
あなたは、7つのスイングの仕組みを知っていますか?
この後に載せている動画や練習方法の文章にもスイング箇所の名前が出てくるので、知らない方はここでしっかり押さえておきましょう!
- グリップ
- アドレス:構え
- テークバック(バックスイング):スイングの助走
- トップ・ダウンスイング:クラブを下ろす
- インパクト:打つ
- フォロースルー:打った後
- フィニッシュ
【基本練習】使うのは右手だけ!
「右手だけで打つ」練習方法は、“なぜか空振りしてしまう”、”まっすぐ飛ばない”ことで悩んでいるゴルフ初心者にオススメです。
なぜなら、右手だけで打つことで「フェースを開いて閉じる」「力みをなくせる」というゴルフの基本中の基本が身につくからです。
「フェース」とは、クラブの先についているヘッド部分の”ボールと接する面”のことです。
フェース面がしっかり飛ばしたい方向を向いていないと、ボールの飛ぶ軌道に違いが生じてしまいます。
下の動画の“1分15秒〜”右手だけのスイング方法が見れるので、ぜひご覧ください。
※引用動画:YouTubeチャンネル登録者数2.7万人の「右手のゴルフチャンネル」
上記の動画からもわかるように、両手でボールを持つとフェースを意識できず、棒を打つだけになってしまいます。
しかし「フェースを開いて、閉じる」の練習をすると、インサイド→アウトで振れるため、ボールが真っ直ぐ飛ぶようになります。
フェイスで簡単にボールが飛んでいくので、ゴルフ初心者の初めの練習にオススメですよ!
- インサイドアウトができると、空振りがなくなる!
- フェースを開いて閉じる
ゴルフ初心者が知って得する!スイング練習方法5つ
練習法1:スイングの構え方
ゴルフスイングの練習をする前に、まずは構え方が重要です。
なぜなら、正しく構えられていないと、真っ直ぐ飛ばしたくても安定してボールを飛ばせないからです。
構え方を下記で確認して見てくださいね。
【構え方】
- 背筋を伸ばしてまっすぐ立つ
- 足の幅は肩幅に広げ、胸を張る
- 股関節から身体を前傾させ、軽くお辞儀ポーズをする
- 膝を軽く曲げ、すねを地面に対して垂直にする
ゴルフ初心者は、お尻を落としすぎて身体の前傾角度を変えず構えるよう意識しましょう。
練習法2:膝下までスイング
ゴルフ初心者は、フルスイングから始めがちですが、クラブの遠心力を使い、正しいフェイスでボールに当てることが重要です。
そのため、まずは膝下の高さまでのスイングを練習しましょう。
この練習では、フェイスを真っ直ぐ振れているのかを確認しながら、“腕の三角形を保つ”ように意識しましょう。
【やり方】
- 膝の高さまでゆっくりテークバック
- フェイスの面が真っ直ぐかを確認
- 50%の力でボールを打つ
- フォロースイングは膝の高さで止める
練習法3:腰までのスイング
次は、スイングの高さを腰の位置まで上げ、体重移動も行っていきます。
この時、基本は”練習法1″と変わらないので、腕の三角形を保ちながらスイングすることを忘れないでください。
ちなみに、腰までのスイング幅は「ビジネスゾーン」と呼ばれ、ゴルフスイングの中核ともいえる部分です。
ビジネスゾーンを練習すれば、インパクトが安定するため、ゴルフ初心者でも速く上達します。
- テークバックで右足に体重移動
- クラブを前に降っていくに連れ、左に移動し始める
- インパクト(打つ)瞬間、左足に7~8割体重移動
練習法4:肩までのスイング
肩までのスイングでは、インパクトでクラブシャフトと左腕が一直線になるように意識しましょう。
この時、左肩が上がったり、後ろ足体重にならないように注意が必要です。
スイング幅が広くなると腕が先に出てしまったり、クラブが遅れたりするので、注意しながら練習してくださいね。
練習法5:フィニッシュ
フィニッシュ時は、左足に全体重を乗せ、右足がつま先だけ地面に付いていることがポイントです。
ターンオーバーとは、両手を左右に回し、腕をひねって反転させることです。
その後、クラブは手首の力ではなく自然と返るので、力まないように注意しましょう。
このターンオーバーを速くすると、ボールの飛距離も伸びますよ。
【ポイント】
- フォロースルーはクラブの重さで自然に行う
- ターンオーバーを意識する
ゴルフ初心者が早く上達する練習方法2つ
上達法1:100ヤードショットを安定させる
ゴルフ初心者は、100ヤードを安定して打つことを目指しましょう。
理由は、力んだり緩んだりせず、気持ちよく100ヤードを打てるクラブを知ることで、スコアメイクが楽になるからです。
「少し力を加減して100ヤード」「力一杯で100ヤード」は、安定せずミスに繋がりやすいのでNGです。
何も考えずに気持ちがいいスイングで打った時に、キャリーでちょうど100ヤード出るクラブを練習しておくと、コースで非常に役たちます。
※キャリー:ゴルフボールをショットした際に着地するまでの空中を飛んでいる距離。
上達法2:飛ばない人の練習ポイントは1つ
ゴルフ初心者が飛ばない原因は、「打ってからのスイングを大きくしている」ことです。
なぜなら、ヘッドを前に送っているだけでボールは曲がらないが、飛ぶスイングではないからです。
飛ばせたい場合は、テイクバックからインパクトまでを大きくし、インパクトからフィニッシュにかけて、回転半径を小さくするのが肝です。
- 打った後は、すぐに腕を折りたたみ、回転半数を減らす
- スイングのポイント:打つ前を大きく、打った後は小さくする
ゴルフ初心者の簡単な自宅練習法:シャフトの確認
スイングをする際に重要なのが、シャフトラインに沿って打つイメージをすることです。
そのため自宅で、鏡に「シャフトライン」のテープを貼りスイング練習をするのがオススメです。
下の動画の”スタートから1分〜2分の箇所”でわかりやすく説明しているので、見てみてくださいね。
※引用動画:GolfLive
※オススメの自宅練習方法をもっと知りたい方は、以下の記事で詳しくまとめているのでご覧ください!
自宅で出来る!ゴルフ初心者向け練習方法7選とおすすめ器具5つ【ゴルフ初心者の練習方法】まとめ
「ゴルフ初心者がコースで安定して打つための練習法5つ」を把握すれば、練習方法に悩まずに上達できます。
色々試しすぎても身にならないので、まずはこの記事で書いてある練習方法をマスターしましょう。
最後にこの記事の要点が以下です。
- 練習時の3ポイント:腕の三角形を保つ・体重移動・力まない
- ビジネスゾーンは、スイングの中核!
- 100ヤードを打てるクラブを持っておくと、コースに出てから楽!
- 上達方法:打つ前までのスイングを大きくし、回転半径を小さくしてコンパクトにフィニッシュする
この記事に書いてある内容を練習すれば、簡単に打てるようになるはずですよ。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです。
※この記事について理解できたら、下記を読んでステップアップしましょう!