- 基本のパターの打ち方を知りたい
- パターがうまく打てず、スコアが上がらない
- 方向性が定まらない
- 大事な場面でショートする
ゴルフを始めたい人が必ず抱える上記の悩みを解決できる記事を書きました。
編集長
鳥居店長
この記事で紹介した『パターの打ち方のコツ4つとステップ3つ』を理解すると、パターの打ち方で悩んいる方でも「どのように改善すれば良いか」が明確になり、次からのプレーに活かせますよ!
なぜなら、私も鳥居店長に教わって、必要ない力が減りまっすぐ打てるようになったからです。
それではまず、パターの重要性から紹介しますね!
目次
ゴルフではパターの打ち方を覚えることが一番!
パターは、ゴルフで一番初めに練習したほうがいいと言われています。
なぜなら、パターを始めにしておけば力みなどをなくせますし、72回で回るうちの36回はパターが占めているからです。
ゴルフは本来飛ばさなくてスポーツなので力は必要ないですが、ゴルフ初心者や上手く打てない人は必ず余計な力を働かせてしまいます。
転がす力しか必要のないパターを習得することで、力の抜き方を覚えられますよ。
また、72回で回ることが目標のゴルフですが、72回のうち36回はパターの割合が占めているので、パターでスコアが大きく変わります。
逆に言えば、パターの打ち方を正しく覚えてラウンドで活かせば、スコアがよくなると言えるので、パターはゴルフの中でも非常に重要なのです!
ゴルフ初心者必見!基本のパターの打ち方
ゴルフの中でも、パターは感覚の占める割合が大きく、プロでも様々な構え方や打ち方をしている人も多いです。
しかし、感覚は基本の打ち方を知っていることが重要なので、この記事でしっかり理解しておきましょう!
まずは以下3つについて紹介しますね。
- 基本の握り方
- 基本の構え方
- 基本のストローク
パターの基本の握り方
基本のパターの握り方の手順は、以下の通りです。
- グリップを挟んで合唱する
- 右手をズラす
- グリップを握る
パターは他のクラブの握り方と異なる点が2つあります。
違い1:手首の角度
一つ目は、ステップ①の手首の角度です。
パター以外のクラブの場合と比べて、パターの場合は指先の方向がクラブと同じ下に向いていますよね。
パターを握る際はクラブと平行に合唱してから握ると正しく握れますよ!
違い2:指先
二つ目はステップ③の握り方です。
パターの場合、体に近い方の手(写真は左手)の人差し指を反対の指の上に重ねるので、握り方を間違えないようにしましょう。
パターの基本の構え方
パターの構え方はシンプルですが、重要なポイントが2つあるので必ず押さえておきましょう。
ポイント1:目線はボールの真上
一つ目のポイントは、目の位置がボールの真上にあることです。(下の画像を参照)
目標を見すぎてボールの横に頭が動いてしまうと、打つ方向がずれてしまいます。
正しく構えられないと正確に打ち出せないので、頭の位置には気をつけましょう。
ポイント2:ボールの位置は左足寄りにする(下の画像を参照)
二つ目のポイントは、ボールの位置です。
下の画像を見て頂いてもわかると思いますが、ゴルフ初心者やパターが上手くならない人は、ボールの位置が真ん中なことがあります。
しかしボールが真ん中の場合は、グリップがボールよりも内側にくるので動き出しにくなります。
またクラブのフェースも右を向いてしまい、ダフリがちになってしまう場合もあるのです。
正しいパターの構え方は、『クラブの位置が真ん中!ボールは左足寄り』になっていることです。
構え方を知るだけでスムーズにストロークできるので、ブレが減少してボールの真後ろに上手く当てられますよ!
基本のパターのストローク
ストロークする際は、左わきをしっかりしめることがポイントで、ストロークの手順は以下の4ステップです!
- 左わきを締める
- 体制は変えずに左胸を右方向に向かせる
- 左胸を左方向に向かせる
- 結果、ボールに当たる
ゴルフの構え方の基本は二等辺三角形なので、片側を意識すれば必然的に反対側も同じように構えることになります。
バックストロークの際には、左手の甲をしっかりと下に向かせたままにすることでフェースが開かなくなるので、方向がブレやすい方は覚えておきましょう。
経験者の方は『右を向く際に、スッとクラブを引くだけだとインサイトになるのでは?』と思うかもしれませんが、手だけが動いているのではなく体と手が一緒に動いているので、インサイトになりませんよ!
ゴルフパターの基本!正しいインパクトを生み出すコツ2つ
パターで失敗しがちな人は下の重要な2点に当たっていない可能性があります。
- ボールの芯
- パターの芯
上記2点にきちんと当てることで、正確に打てるようになるので、写真を使ってわかりやすく紹介しますね!
コツ1:ボールの芯を捉える
一つ目のコツは、ボール全体を漠然と打つのではなく、芯(赤道)に当ててボー ルの中心を打ち抜きましょう。
なぜなら、この心がけだけでブレがなくなり、正確なパッティングができるようになるからです。
またパターのインパクト時は、パターのソールが少し浮いているのが正しい状態です。
なぜなら、ソールが地面に接地している状態では、インパクト時にパターの芯で打てないからです。
意識しすぎる必要ありませんが、芯で当たらない方やダフリがちな方は頭の片隅に置いておいてくださいね。
コツ2:フェースの芯を捉える
二つ目のパターのコツは、フェースの芯を捉えることです。
なぜならフェースの芯を捉えられないと、球離れが早くなってしまうからです。
フェースの芯で打てさえすれば、ボールの回転やコロがりが良くなりますよ。
このPINGのパターの場合、重点の位置が目ではっきりとわかるので初心者にもオススメですよ!
ゴルフパターで目標へ正確に打つ方法3ステップ
パターを打つ際、ボールだけを見ていては絶対に入りません。
以下のステップでリラックスしながら打つことがベストなので、『目標よりもボールばかり意識している』という方はこの機会に視点を変えましょう!
- 目標を見ながら距離を確かめる
- ボールに対して位置を確認する
- 距離の感覚を保ったまま打つ
ステップ1:距離を確かめる
ステップ1は、ターゲット(目標)を見て素振りすることです。
ゴルフ初心者やパターが上手くない人のほとんどが、ボールを見ながら素振りをしがちです。
しかしそれでは、方向や距離感覚はわからないので素振りの意味がありません。
目標を見ながら素振りをして距離感覚をつかむことが重要なので、次のラウンドから意識して見てくださいね。
ステップ2:ボールに対して位置を確認する
素振りをして距離感覚を養えたら、一歩足を前にしてボールの横にクラブをセットします。
セットできたら、ボールの場所から再度ターゲットを確認し、方向を確かめましょう。
この方向の確認で打つ方向が決まるので、ボールを打ち出す方向の約ボール2個分の箇所に目印を見つけておくと良いですよ!
ステップ3:距離感覚を保ったまま早めに打つ
ボールの横にセットできたら、あとは感覚を保ったまま早めに打ちましょう。
なぜなら、せっかく素振りしたのに色々なことを考えてしまうと、そのうちに距離感覚がわからなくなってしまうからです。
この距離感覚は経験を重ねて培われていくので、たくさん練習をして感覚を掴みましょう!
ゴルフパターの打ち方における注意点3つ
ゴルフのパターを打つ際には、気をつけるべきポイントがあります。
- 打つ瞬間に頭を動かさない
- 両手首の角度は変えない
- 手だけで打たない
このポイントを知っておくだけでショットのミスを減らせますよ!
以下で詳しく紹介しますね。
注意点1:打つ瞬間に頭・体を起き上がらせない
注意点一つ目は、打つ瞬間に頭・体を起き上がらせないことです。
この原因は、打つ瞬間にボールの行方を追ってしまうことにあります。
パターが上手くならない人にありがちな行動で、頭が動いてしまうとボールの方向がズレることや、力が入り過ぎて強く打ってしまうことに繋がりますよ。
改善する方法
改善方法は、ボールの5、6センチ先(ボール2個分)に目線を持っていき、カップを視野に入れることです。
なぜなら、視界に入っていない遠くのカップを見ないように意識しすぎると、自然と肩や頭が動いてしまうからです。
例えば、遠くの物を取ろうとすると、自然と体が起き上がって頭が動きますよね。その原理と同じです。
また極端な例を出すと、アメリカの若手ゴルファーであるジョーダン・スピースは、ボールではなくカップを見ながら打っています。
つまり、カップを視野に入れたからといって、ミスをするわけではないのです。
ただジョーダン選手の打ち方は上級者なので練習量が必要ですし、真似をするのが良いわけではありません。
ゴルフ初心者はボールの約2個分の距離に目印を見つけておき、そこを見ながら打つと力みなども消えて頭も上がりにくくなりますよ!
注意点2:両手首の角度は変えない
注意点2つ目は、手首のストローク中に手首の角度は変えないことです。
なぜなら、ボールやフェースの芯に当たらなかったり、距離感が合わなかったりと、ミスに繋がりやすいからです。
手首の角度が変わってしまう原因は、インパクトでフェース面をスクエア(真っ直ぐ)に保って当てようと思い過ぎることが考えられます。
まっすぐにしようと思いすぎると、肩の動きが止まり自然と手首を使ってボールを打ってしまうので注意が必要です。
改善する練習方法
角度を行っていに保つための改善方法は、ボールペンなどなんでも良いので、片方の脇に挟んで素振りをすることです。
パターの基本の構え方は二等辺三角形の状態なので、無理に両手を意識せず、左側を意識すれば右側も自然と脇が締まり角度が固定されますよ。
注意点3:手だけで打たない
注意点三つ目は、手だけで打たずに左胸を使って打つことです。
なぜなら、手や腕の角度を変えないように意識して打っても、腕だけを目標に動かしてはぎこちない打ち方になってしまうからです。
下の写真のように、クラブが前に出るということは、構えた通りに胸も一緒の方向に動くはずですよね。
ポイントは、胸を出しすぐるわけでもなく、体と腕や手首の角度は保ったままにすることです。
この練習をしながら違和感を感じた方は、普段かなり角度が変わっていると思ってください。
角度を変えずにでストロークができると、小さい振り幅で転がりの良いパッティングを実現できますよ!
プロ級になる!ゴルフのパターを打つ練習方法
オススメの練習方法は、鏡のパター練習道具を利用することです。
なぜなら、この道具を使うことで、以下のポイントを確認できて安定したストロークを実現できるからです。
- 目線がどのようになっているか確認ができる
- 肩幅の動きを確認できる
- まっすぐ打つ練習になる
中でもおすすめなのが、下の画像のEYELINEのパター練習道具ですよ。
プロ選手がパッティングミラーを使う理由は、ミラーはパッティングの確認するポイントを明確にフィードバックしてくれるからです。
プロ選手は肩線が真っすぐなので、パターのストロークがスムーズに見えます。
それに比べてゴルフ初心者やパターが苦手な方はとくに肩が動きやすいので、肩幅の動きを確認してみると癖がわかりますよ!
また、この道具を使って赤い線通りにストロークすると、まっすぐに打てるようになるのでオススメですよ。
打ち方の悩み別!ゴルフパターの改善方法2つ
鳥居店長によくある悩みの改善方法を教えて頂いたので、以下の悩みを持つ方は必見ですよ!
- インパクトが緩む
- ショートしがち
それぞれわかりやすく紹介しますね!
悩み1:インパクトが緩む
インパクトで緩んでしまう方は、5、6センチ先にボールを通す印を作りましょう。
インパクトが緩む原因は、体が起き上がってしまうことです。
この起き上がりが起こってしまうのはボールだけを見ようと意識しすぎて先が気になってしまうからです。
振り上げたまま勝手に戻るストロークをすれば良いのですが、先を意識しすぎてしまうとインパクト前で体が起き上がってしまいます。
先ほども解説しましたが、ボールをしっかり見ているつもりでも、どうしても気持ちがカップに行ってしまいがちなので、むしろカップを視野に入れておく方が上手く打てるので試してみてください!
悩み2:ショートしがち
ラインを読もうとしても、ゴルフ場ではまっすぐな時の方が少ないです。
そのため、ラインが読めない方は、1メートル先に止める感覚で打つのがおすすめですよ。
手先で力加減を調整してしまうとミスショットが増えるので、ボールの芯とフェースの芯を当てるように意識して見てくださいね。
ゴルフパターの打ち方 まとめ
この記事で紹介した『パターの打ち方のコツ4つとステップ3つ』を理解すると、パターの打ち方で悩んいる方でも「どのように改善すれば良いか」が明確になり、次からのプレーに活かせますよ!
最後にまとめてみましょう。
- ボールの芯を常に捉える
- パターの芯を捉える
- 手首や腕の角度を変えずないように脇を締める
- ボール2個分先を見て打つ
- 手ではなく胸で打つ
ゴルフは72回で回るスポーツですが、そのうち36回はパターが占めています。
つまり、パターの打ち方をマスターすれば、スコアもあげって行来ますよ。
この機会に記事に書いてある内容を復習して、次のラウンドに活かしてくださいね!
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