原野
- 打ちっぱなし練習場ではどんな練習をすればいいの?
- どんだけ打ちっぱなし練習しても上達しない!
- 打ちっぱなし練習って意味あるの?
上記の悩みをゴルフ初心者でも経験者でも解決できる記事を書きました!
この記事に書いてある『打ちっぱなしでおすすめの練習方法7ステップ・注意点2つ』を実践すると、打ちっぱなしを有効活用して上達できますよ!
なぜなら、私もこの記事に書いた内容をプロから教わったおかげで、打ちっぱなしが無意味ではなくなったからです!
それではまずは、『打ちっぱなしが重要な理由とポイント』から紹介しますね!
※『自宅でのオススメ練習方法も知りたい方』は、以下の人気記事もご覧ください!
目次
【前提】ゴルフ打ちっ放し練習が重要な理由
そもそも、ゴルフの上達に重要な要素は3つあると言われています。
- 地面の同じ場所を叩く
- ボールを遠くに飛ばす
- 予測できる曲がりのボールをうつ
上記のポイントを習得するためには、練習場でのスイングづくりや練習が欠かせません。
ゴルフは『再現性のスポーツ』なので、いかに安定に毎回同じスイングができるのかが大切です!
意味のある打ちっぱなし練習方法を実践し
ゴルフ初心者が打ちっぱなしで練習すべきポイント
ウェッジと言われる短いクラブで、アプローチやショートゲームの練習をしましょう。
ハーフショットが重要な理由は、ハーフスイングはもともと遠心力がかかりにくく、難易度が高いからです。
- 男性の場合:80ヤード以内
- 女性の場合:50ヤード以内
ゴルフは最後にグリーンに載せる必要がありますが、多くの初心者が苦手意識があると思います。
アプローチなどのハーフショットを早く向上させることで、スコアを縮められる確率は格段に上がりますよ!
ゴルフ打ちっぱなしでのおすすめ練習方法7ステップ
『打ちっぱなしってどんな順番で練習すればいいの?』と悩んでいる方のために、動画も使って以下7ステップで紹介します!
- 練習の目的を決める
- 可動域を広げるストレッチをする
- 2本のクラブで素振り練習をする
- 左手だけで打つ練習をする
- 右手だけで打つ練習をする
- 短いクラブから練習する
- ドライバー・ウッドの練習をする
打ちっぱなしは1時間くらいの短時間ですが、やることを決めておけば効率よく練習できますよ!
それでは以下でわかりやすく解説していきますね!
ステップ1:練習の目的を決める
まずは、その日の練習の目的を決めましょう。
なぜなら目的を決めないと、なんとな〜く打ってしまい、何の習得もできずに上達に繋がらないからです。
- アイアンでトップしがちなので矯正したい!
- ドライバーのスライスを直したい!
- クラブごとの飛距離を安定させる
- 各クラブで狙った所に打てるよう安定させたい
- 飛距離アップを目指して体を上手く使えるようになる など
原野
ステップ2:可動域を広げるストレッチをする
目的を決めてゴルフ場に着いたら、クラブを握る前に可動域を広げるためのストレッチを行いましょう!
なぜなら、いきなり練習を広げても大きく腕を動かせないですし、怪我にもつながるからです。
肩甲骨を動かしたり股関節を伸ばしたりして、きちんと体をほぐしましょう!
原野
ステップ3:2本のクラブで素振り練習をする
まずは2本のクラブを用意して、素振り練習を行いましょう。
なぜなら、クラブの重さを利用して、体全体をうまく使ってスイングができるからです。
使うクラブはアイアンで、女性ならピッチング・9番、男性なら7番・6番などがおすすめです!
力を入れずにクラブの重さを使って素振りをしましょう!
ステップ4:左手だけで打つ練習をする
素振りが終わったら、とくに曲がりやすい人は、左手だけで打つ練習をしましょう!
なぜなら左手だけの練習では、面の入り方を安定させてくれるからです。
原野
(引用:DaichiゴルフTV)
注意点としては、とくにゴルフ初心者がいきなり左手だけで打つと、単に左手で打っているだけで手打ちになっている場合が多く、ボールがうまく当たらずに曲がってしまいやすいです。
そんな時は、左手の練習方法では、体で(体と一緒に)腕を引っ張るイメージを持つだけで、まっすぐ飛んでくれますよ!
手で打ちに行こうとせずに、おヘソに腕を引きつけるイメージが重要!
左脇を閉めて、構えた位置にグリップが通るようにすると打ちやすいですよ!
ステップ5:右手だけで打つ練習をする
ボールに高さがでない人や、飛距離をアップさせたい人は右手だけの練習方法も取り入れましょう!
なぜなら、左手よりも右手の方が高さが出る上に、ローテーションが加わりヘッドスピードも上がりやすいからです。
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右手での練習においても、体に引きつけるように意識してみてください!
『振りにいこう』とする力が入りやすいので疲れやすいです。そのため手首が疲れない程度に練習しましょう。
片手のスイング練習では小さい振り幅から始め、徐々に大きくしていくほうが安定して面を捉えられますよ!
ステップ6:短いクラブから練習する
素振りやウォームアップのあとは、短いクラブから練習を始めましょう。
なぜなら、スイングは小さなスイングから作っていくほうが、調子を崩しにくいからです。
いきなり長いクラブから打ち始めてしまうと、体全体を使ってスイングする必要があり、体が慣れていない打ち始め時は負担が大きいです。
まずは、ピッチングウェッジか9番アイアンで、フルスイングの4分の1であるビジネスゾーンの振り幅から打ち始め、徐々にスイングを大きくしていきましょう!
ステップ7:ウッドやドライバーを練習する
最後に、ウッドやドライバーの練習をしましょう!
思いっきりスイングしてもいいですが、基本は安定したスイングで狙ったところに打てるような再現性高い練習方法がおすすめです。
ドライバー練習での重要なポイントは、クラブの構造上、シャフトのライ角が違うことを理解して振ることです。
つまり、アイアンと異なりクラブを斜めに振る必要があるので、アイアンよりも横振りに近い感じで振りましょう!
※『ゴルフ初心者向き』ドライバーの打ち方練習に関する記事は以下もご覧ください!
ゴルフ初心者がたった1日でうまく飛ばせるドライバーの打ち方3つ※スライスしやすい人は、この記事も合わせて読むとミスの原因がわかりますよ!
ゴルフドライバーのスライス原因2つ!今すぐ直るたった1つの打ち方ゴルフ打ちっぱなしで練習する際のコツ5つ
- 8割の力で練習する
- 毎ショット同じルーティーンで打つ
- 各クラブの飛距離をきちんと把握する
- 打つ前に連続で素振りをする
- スマホでスイング動画を撮影する
コツ1:8割の力で練習する
飛ばそうと力ずくでフルスイングするのではなく、8割の力で練習しましょう。
なぜなら、最大の力で振ると安定性に欠けるスイングになってしまい、再現性あるスイング練習ができないからです。
ポイントは、フィニッシュでバランスよく立てるスイングを目指しましょう!
思いっきり振るとフィニッシュでバランスを崩しやすいので、右足はつま先で支えるようにし、左足体重で終えてフラつかずに止まっていられればOKです!
コツ2:毎ショット同じルーティーンで打つ
ラウンドをイメージして、ショット毎に自分なりのルーティンを取り入れて練習しましょう。
理由は、毎回ボールを打つまでのリズム(手順)を同じにしておけば、力みもなくなりスイングを再現しやすくなるからです。
練習場でもラウンドをイメージして打てるかどうかで、ゴルフ初心者でも
- ボールの後ろから目標を決める
- 素振りをする
- ボールを目標方向に打つ
原野
コツ3:目標ヤード通りのクラブで練習する
3つ目のコツは、目標ヤードぴったりのクラブで打つ練習をすることです。
なぜなら、20ヤードなど力を抜いて打つことに慣れてしまうと、ラウンドでクラブにあった飛距離を飛ばせなくなってしまうからです。
例えば、ラウンド時に『大きめのクラブを持って軽く打てば良いだろう』という考え方では、上達しませんしミスも減りません。
そのため7番アイアンで140ヤードほど飛ぶなら、ラウンド時に残り140ヤードだった時に7番アイアンを自信持って使えるように練習しておくと安心ですよ!
- 各クラブでどのくらい飛ぶのかを把握する
- 実際に飛ばしたい標準の飛距離と比較する
- 目指す飛距離を飛ばせるように練習する
コツ4:打つ前に連続で素振りをする
ボールを打つ前に、クラブを持って連続素振りをしてみましょう!
理由としては、クラブ主体のスイングを定着させるためです。
ミスが多い人は、クラブをうまく使えておらず、正しい動きができていません。
打ち込みにいく動作は効率が悪く、上達スピードを遅くしてしまう原因にもなります。
クラブ主体のスイングを意識して、クラブの重さで自然と走らせて打てれば、きちんと当てられるようになりましょう!
コツ5:スマホでスイング動画を撮影する
最後は、スマホで動画撮影をしておきましょう!
なぜなら、上手にスイングさせているつもりでも、客観的に見ると自分の想像とは違う動きをしていることに気づけるからです。
上達が早い人は、自分のスイングとプロのスイングを見比べて、修正している人が多いですよ。
毎回の練習で上達していることを実感でき、達成感を感じれるので、個人的にはスイングの撮影をオススメします!
ゴルフ打ちっぱなし練習での注意点2つ
『ゴルフ打ちっぱなしで気をつけたほうがいいことってあるのかな?』と思っている方向けに、2点だけ紹介します!
打ちっぱなしをする際にかなりポイントとなる部分なので、必ず目を通して練習時に活かしてくださいね!
- 右端寄りの打席は避けよう
- マットの方向を理解して練習しよう
注意点1:右端寄りの打席は避けよう
練習場の打席は、右端寄りではなく左のほうを選びましょう!
なぜなら右端寄りを選んでしまうと、視覚的に体が左を向きやすくカット軌道になりやすいからです。
特にゴルフ初心者の場合、右端の方で練習してしまうと、左にクラブを引っ張って打つような変な癖がついてしまいますので、注意してくださいね。
注意点2:マットの方向を理解して練習しよう
2つ目の注意点は、マットの方向をきちんと確認してから打ち始めることです。
なぜなら、実はマットの方向が目標とは違う方向をもいているせいで、うまく打てていない場合があるからです。
もしマットの位置がずれていることを知らずに練習してしまうと、手打ちになってしまうなど変な癖がついてしまいます。
とくに古い練習場だとマットの位置がずれていることも多いので、必ずボールの後ろに立って目標方向に打てそうなのかを確認しましょうね!
持っておくべき!ゴルフ打ちっぱなしにオススメの練習道具
ゴルフ打ちっぱなし練習をする際にオススメの道具を以下で3つ紹介します。
ゴルフ打ちっぱなしで個人的に使っている物なので、気になったものは是非この機会にチェックしてみてくださいね!
- 練習用の小型キャディバック
- 飛距離を伸ばす練習道具
- クセを直す練習道具
1:練習用の小型キャディバック
まずはなんといっても小型のキャディバックです。
打ちっぱなし練習場に大きなキャディバックを持っていくのは大変だと思います。
数本入るセルフキャディバックなら移動も楽なので、1つ持っておかれることをオススメしますよ!
2:飛距離を伸ばす練習道具
打ちっぱなし練習場では、自宅だとできない大きなスイングが可能なので、飛距離を延ばすための練習もオススメです。
いきなりクラブを握らず、まずは練習道具を使って素振りスイングをします。
紹介する練習道具を使うことで、飛距離を出すために必要なクラブのタメの作り方や、シャフトのしなり戻りを覚えられますよ!
原野
しなりを実感することが重要だったりもするので、飛距離UPする練習道具はオススメですよ!
3:クセを直す練習道具
オーバースイングやスライスを直したい人にオススメの打ちっぱなし練習道具が「パーフェクトローテーション」です!
ゴルフラバーの多くが使っている印象ですが、安定したスイングを定着させたい方には最適な商品だと思います!
原野
初めは窮屈で打ちにくく感じるのですが、自分がいかにオーバースイングだったかがよくわかります。
友人はスライスが治り、フックボールが打てるようになり感動していました!
ゴルフ打ちっぱなしでオススメの練習方法 まとめ
この記事で紹介した『ゴルフ打ちっぱなしでのオススメ練習方法コツ5つ・7ステップ』を実践すれば、打ちっ放し練習場に一人で行っても、短時間で十分に上達できますよ!
最後にこの記事の内容をまとめてみましょう!
- 練習の目的を決める
- 可動域を広げるストレッチをする
- 2本のクラブで素振り練習をする
- 左手だけで打つ練習をする
- 右手だけで打つ練習をする
- 短いクラブから練習する
- ドライバー・ウッドの練習をする
- 8割の力で練習する
- 毎ショット同じルーティーンで打つ
- 各クラブの飛距離をきちんと把握する
- 打つ前に連続で素振りをする
- スマホでスイング動画を撮影する
打ちっぱなしの練習方法は、基本を覚えた後、自分なりに練習内容を加えたりアレンジするのがおすすめです!
まずは、ゴルフ初心者も練習がうまくできない経験者の方も、この記事の内容を実践して見てくださいね!
※『スコア100切りを目指したい方』は、以下の記事も合わせて見てみてくださいね!
ゴルフスコア100切りできない人必読!上達のコツ5つと注意点2つ