- ゴルフスイング時に体重移動が上手くできない
- フィニッシュが左足体重で終われない
- 飛距離が全く伸びない。ドラコン取りたい!
- ボールがスライスしがちで上達しない
- 綺麗なスイングフォームを身につけたい!
原野
坂場さん
この記事で紹介する『ゴルフスイング時の体重移動コツ3つと練習場でもできる簡単な練習方法』を理解すると、今すぐ簡単に体重移動をマスターできて、飛距離をアップさせられる上に、ミスを減らせますよ!
なぜなら私自身、スコア100切りに悩んでいた時に『体重移動』のやり方を知ったことで、スイングフォームが見違えるほど綺麗になり、安定してまっすぐ飛ぶようになったからです。
原野
でも、1年前にクラブを変えて、スイングフォームを改善したことで体重移動ができるようになり、飛距離もアップして球も高く上がるようになりました!
悩んでいる方は、ぜひ即効性のあるこの記事で解決してくださいね!
それではまず、『体重移動が重要な理由』から紹介しますね!
目次
ゴルフスイングでは体重移動が肝!
ゴルフスイング時、体重移動が正しくできるかどうかは非常に重要です。
なぜなら、体重移動が上手くできていないうちは、安定して打てずにミスをしてしまう傾向が高いからです。
『スイングフォームが汚い方』や『ゴルフ初心者』のほとんどが、体重移動を無視して練習してしまっているはずなので、この記事で綺麗なスイングフォームを手に入れましょう!
【実際の画像で紹介】正しい体重移動を身につける前と後
原野
坂場さん
確かにスイングフォームが綺麗になることも目に見えて嬉しい変化ですが、他に技術面でのメリットについて以下で紹介していきますね!
ゴルフスイング時に体重移動ができない人の特徴
ゴルフスイングをする際、『なぜか曲がってしまう』『飛距離が伸びない』『フィニッシュがかっこよく終われない』などの悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
上記に当てはまる人は、体重移動ができない状態でボールに打ち込みにいってしまっている人です。
なぜならスイング時に、つま先に体重がかかってしまうからです。
上記のような打ち方だと、重心が前に行ってしまって遠心力で体を持って行かれてしまいます。
そのため、左足へ正しい体重移動ができておらず、右へスライスしてしまうなど安定したスイングができないのです。
ゴルフスイング時に正しく体重移動ができるメリット3つ
ただ単に『体重移動ができるようになりたい!』という方もいると思いますが、ゴルフスイング時に体重移動ができるとメリットがたくさんあります!
ここでは、ゴルフで上達したい人が絶対に知っておくべき3つのメリットを紹介しますね。
- ミート率が上がる
- 腰の回転速度が上がる
- 飛距離が伸びる
メリット1:ミート率が上がる
まずは体重移動ができることで、ミート率が上がります。
なぜなら体重移動を正しく行えると、クラブの軌道が正しい位置に下りてくる確率が高くなるからです。
体重移動ができていないと腕だけで振ってしまい、クラブがアウトサイドからくる確率がグンと高くなってしまいます。
アウトサイドからクラブがくると、ヒールに当たったり、シャンクしたり、ダブったり、スライスしたり…とにかく弊害が多くなります。
反対に、ミート率が上がる(芯に当たる)ことによって方向性が安定しますし、よりボールが遠くに飛ばせるようになりますよ!
- 左に早い段階でシフトすることでクラブはインサイドから降りやすくなる
- クラブの設計通りのオンプレーンに振り下ろしやすくなる
- 必然とミート率が上がる
メリット2:ヘッドスピードが上がる
2つ目のメリットは、タメができてヘッドスピードが上がることです。
なぜなら、上半身の捻れが生まれてバネのように体の回転スピードが上がるからです。
タメを作れていないと、腕と体が同じタイミングで動いてしまい、うまくパワーを伝えられません。
ゴムは遠くに引っ張れば引っ張るほど、そのゴムを元に戻ろうとした時にすごいスピードが出ますよね。逆だとあまりスピードが出ません。これと似ています。
坂場さん
ゴルフで体重移動ができると、上半身と下半身を上手く捻れるので、ヘッドスピードが上がるという構造です!
『腰は回り始めてるけど、胸や肩は留まっている』。その捻転の差がパワーを生みます![
きちんと体重移動をするために、『下半身から踏み込み込んで、下半身から始動する』感覚を掴む練習にもなりますよ!
メリット3:スイングが綺麗になる
3つ目のメリットは、スイングが綺麗になることです。
なぜなら、体重移動がきちんとできていると、体が崩れずバランスのとれたフィニッシュになるからです。
左足体重で終われないと、その場で姿勢が保てなかったり、傾斜部分でも綺麗にフィニッシュを取れなかったりします。
いつもフィニッシュが取れない方には、体重移動を身につけることが非常に有効ですよ!
原野
ゴルフの体重移動でおすすめの練習ドリル
ここで紹介したい練習ドリルは一つで、『(右利きの場合)左足のかかとにテニスボールを置く』練習方法です。
原野
練習ドリルのポイントは、『バックスイング時にクラブがトップにいく前に、左足のかかと(テニスボール)を踏んでから腰を回すこと』。これだけです!
テニスボールを使っていつも通りのスイング練習に上記のポイントを意識するだけで、体重移動が自然と体に染み付きますよ!
※次の見出しで『体重移動に重要なコツ2つ』を画像で紹介するので、合わせてチェックしてくださいね!
坂場さん
原野
ゴルフスイングの体重移動のコツ2つ
上で紹介した練習ドリルを踏まえた上で、以下のコツ2つだけを頭に入れて体重移動の練習をしてくださいね!
コツを抑えずに練習しても、正しい体重移動ができるスイングを身につけられないので、簡単なスイングのコツを意識しましょうね。
- バックスイングのトップで左足のかかとを踏み込む
- 左壁に腰をポンと当てる感覚
コツ1:バックスイングのトップ直前で左足のかかとを踏み込む
1つ目のコツは、トップにクラブを上げきる直前に、左足のかかとを踏み込むことです。
理由としては、上半身から振り下ろさず、下半身から体重移動をするきっかけを作るためです。
この方法は、左足のかかとを踏むことだけを意識するので、『ボールを打ちにいこう!』と前傾姿勢にならずミスを減らせますよ!
また、タメも作ることもできるので、クラブがアウトサイドインにならずに正しく振り下ろせるのです。
アウトサイドインだと、下の画像のようにスライスを生み出す原因になります。
※基本のスイング方法を知りたい方は、以下の記事も合わせて参考にしてくださいね!
ゴルフ店取材!基本スイングで初心者のミスを10分の1に減らすコツ5つコツ2:左壁に腰を少し当てるイメージ
コツ2つ目は、左に壁があるとしたら、腰を少し当てる感覚を持つことです。
なぜなら、クラブを振り下ろす時に、体よりもクラブと腕が先に下りてこないようにするためです。
もし体よりもクラブと腕が先に下りてしまうと、アウトサイドインの軌道になってしまい、クラブの軌道がまっすぐ飛ばない位置でボールに当たってしまいます。
正しい起動の『インサイドイン』でボールを捉えるためにも、クラブが先に降りないよう気をつけましょう!
ゴルフスイングの体重移動で注意ポイント
体重移動の際に必ず注意したいのは、腰を回すタイミングです。
腰を切ると思ってしまいがちだと思いますが、左側に少し腰をスライドさせたり、左足のかかとを踏み込んだ後に腰を回しましょう!
この順序を間違えてしまうと、トップすることが多くなりますし、クラブが外から来てしまうのでシャンクとかにも繋がります。
ゴルフスイングの体重移動 コツまとめ
この記事で紹介した『ゴルフスイングの体重移動コツ2つと練習方法をドリルで紹介!』を実践すると、本当にすぐに体重移動ができるようになりますよ!
それでは最後にまとめてみましょう!
- ミート率が上がる
- 腰の回転速度が上がる
- 飛距離が伸びる
- バックスイングのトップで左足のかかとを踏み込む
- 左壁に腰をポンと当てる感覚
体重移動ができるだけで見違えるので、ぜひ参考にして上達に役立てて頂けたら嬉しいです!
坂場将希(まーGOLF)さんのプロフィール
坂場将希(まーGOLF)
USGTF レベルⅢ ティーチングプロ
経歴:ベストスコア65
日本ジュニア選手権出場
東京都高校ゴルフ選手権2位
朝日杯日本学生15位
東京国際大学副主将
世界一丁寧なレッスンをモットーに日々活動
※『スコア80台』を目指したい方は、以下の記事も合わせて見て見てくださいね!
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