ゆかり
- ゴルフ初心者にオススメのボールは?
- ディスタンス系ボールってなんだろう?
- どのボールが本当に飛びやすいの?
- 真っ直ぐ飛びやすいボールが知りたい!
上記を解決できる記事を書きました!
この記事で紹介する「ゴルフ初心者がボールを正しく選ぶべき理由・正しい選び方6つ」を理解すれば、あなたに合ったボールを知ることができます。
なぜなら私も上記の内容を踏まえてボールを選んだことで、飛距離も伸びて球が曲がりにくくなったからです。
それでは、「ゴルフボール3種類」から紹介していきます。
ゴルフボール3種類
ゴルフボールは3つの種類があり、大きく分けるとボールの構造が異なります。
- ディスタンス系:表面が硬く、コアが柔らかい。
- スピン系:表面が柔らかく、コアが硬い。
- 第3のボール:カバーもコアも柔らかい。
※コアとはボールの中心部分のこと。
種類1:ディスタンス系ボール
「ディスタンス」とは英語で”distance”と書き、”距離”を表します。
その名の通り、ディスタンス系のボールはスピン量を抑え、飛距離が出やすいのが特徴です。
なぜならディスタンス系は、打った時にボールが潰れてスピンしづらくなり、表面の硬い素材で反発力が高くなるからです。
ボールの構造は表面が硬く、コア(中の層)は柔らかい作りになっています。
スピン量が抑えられて曲がりを軽減できるので、スライスに悩む方や初心者にオススメです。
種類2:スピン系ボール
スピン系のボールはディスタンス系とは異なり、中のコア部分が硬く、表面が柔らかい素材でできています。
「スピン系ボール」と呼ばれる通り、スピン量を増やすのでアイアンなどのコントロールがしやすいのが特徴です。
たとえばアプローチでボールを止めることや、ピンをまっすぐに狙うことなどに向いています。
真っ直ぐボールが飛ぶようになった経験者で、スピンをよりかけたい方にオススメのボールです。
種類3:第3のボール
第3のボールの構造は、”カバーもコアも柔らかい”作りになっています。
大きな特徴はディスタンス系とスピン系の中間なため、下記の特徴があります。
- コアがつぶれることで、バックスピン量が減少して飛距離が伸びる
- アプローチ時には、バックスピン量が増えてボールがしっかり止まる
第3のボールは、ヘッドスピードがそれほど速くないけど十分に飛距離を出したい方には最適のボールです。
初心者必見!ゴルフボールの選び方5つ
選び方1:どういう球を打ちたいのか
ボールの硬さによって、特徴が大きく変わってきます。
そのため自分が向いているボールの硬さを踏まえて選ぶことが重要です。
初心者は「ボールをうまく曲げたい」と思うかもしれないですが、まっすぐを打てなければ安定的な球は飛ばせません。
スライスが多い方はディスタンス系ボール、フックが多い場合はスピン系を使用するのがオススメです。
- 初心者・スライスが多い方:ディスタンス系ボール
- 中級者・フックが多い方:スピン系ボール
選び方2:ヘッドスピード
スイング時にボールを捉えるヘッド部分のスピードのことを「ヘッドスピード」と呼びます。
このヘッドスピードによってボールを選ぶことで、ボール本来の力を発揮できるのです。
ヘッドスピードは打ち慣れてくると変わってくるので、計測する必要があります。
必ずボールを選ぶ際に気にしないといけないとなると大変なので、中級者以上でなければそこまで気にする必要はありませんよ。
選び方3:ピース数
ゴルフボールは何層構造にもなっており、2ピース・3ピース・4ピースの3種類があります。
このピース数とはゴルフボールのコア(中心)部分とゴム層の数のことを言い、2、3ピースであれば安価で買え、4ピースになると高くなります。
- 2ピース:外殻のカバー+カバーコア1層
- 3ピース:外殻のカバー+カバーコア2層
- 4ピース:外殻のカバー+カバーコア3層
ラバーコアとは性質が異なるゴムの組み合わせのことで、層の数によって「初速性能・スピン性能・反発性能」などが変わってきます。
3 、4ピースだと値段が高いものも多いので、ゴルフ初心者のうちはピース数を気にしすぎなくても大丈夫ですよ!
選び方4:ディンプル数
ディンプルとは、ゴルフボールの側面にある”デコボコ”のことを指します。
特徴は、ボールを打つとディンプルが高速でボールを高く飛ばし、曲がりにくく真っ直ぐ力を伝えることができます。
さらに下の画像のようなプチディンプルだと、落下速度を遅くする効果もあり、飛距離を伸ばせるのです。
引用:MIZUNO GOLF
一般的なディンプルの数は300〜400個前後で、最多はミズノ「ゴルフボールJPX DE」の556個です。
実はディンプルの”数・深さ・形状”はゴルフボールによって異なり、意外にもメーカーの特許対象になっているほど重要な部分なので、選ぶ際はみてみてもいいでしょう!
選び方5:プレーする季節や気候
厳密に言うと、ゴルフボールは季節や気候によって向き不向きがあります。
夏場と比較して気温が低い冬は、ボールが硬くなり、反発力が低下するのでドライバーの飛距離が落ち安いと言われています。
そのため冬場は、柔らかいボールの方が飛距離が出やすい傾向にあるのです。
夏と冬では”約5~10ヤードの差”が発生するとも言われています。
そのため、スピン量を減らしてまっすぐ打ちたい方でも、冬はスピン系ボールを使用した方が飛距離が出る場合もありますよ。
プロが勧める!初心者にオススメのゴルフボール10選
ゴルフ初心者向け!ディスタンス系ボール4選
男女ともに、下記に当てはまる方はヘッドスピードが遅めなので、飛距離が出にくいです。
- 男性の場合:40m/s前後
- 女性の場合:30m/s近辺前後
そのため、スピン系よりもディスタンス系ボールを使用した方が飛ばしやすいですよ。
ボール1:本間ゴルフ D1
本間ボールD1は、「飛び」を追求しているため曲がりにくく、低価格帯のボールの代表です。
私も愛用していますが、とにかく飛距離が伸びるので、ゴルフ初心者も飛距離アップが狙えます。
飛ぶ上にスピンがかかりづらいので、低価格で飛距離を重視している方にオススメです。
ボール2:ブリヂストン ツアーステージ エクストラディスタンス
このボールは2ピースなので曲がりが少なく、スピンも少ないのが特徴です。
初心者でも力強い弾道で飛距離が出せ、価格も比較的安価でコストパフォーマンスが高いので、多くのゴルファーも愛用しています。
ショットが曲がってしまいがちで、まっすぐ飛ばしたい方向けのディスタンス系ボールです。
ボール3:ブリヂストン PHYZ Premium
最柔の4ピースで着地してからランが出やすく、フェーズに吸い付く感覚が高いのが特徴です。
PHYZは10段階中2の柔らかさがあるにも関わらず高反発な点で評価が高いです。
推奨ヘッドスピードが44m/s以下、曲がりや吹き上がりを避けたい方は使ってみてもいいでしょう。
ボール4:キャロウェイ WARBIRD
キャロウェイ”WARBIRD”は非常に曲がりが少ないため、ティーショットで打ちやすさを実感しやすいです。
空気抵抗を最小限に抑えてくれるので、飛距離が伸びるもユーザーが多い証拠ですね。
安価なボールを探していて、ヘッドスピードがあまり早くない方にとくにオススメです。
ゴルフ中級者向け!スピン系ボール4選
ボール1:タイトリスト PRO V1 2019年モデル
打感はかなり軟らかく、スピン性能に定評のあるため、多くのプロも愛用する3ピースのゴルフボールです。
ティーからグリーンまで風に負けない強い弾道なため、ショートコースでのコントロール性能に優れています。
そのためドライバーで飛ばすよりも、アプローチショットで勝負したい中級者向けです。
ボール2:Callaway(キャロウェイ) CHROME SOFT X
ソフトな打感なので、操作性がしやすいのが特徴です。
また、ロングショットのインパクト時に、ボールがつぶれやすくなったことでスピンが軽減しました。
これにより初速がより早くなり、飛距離性能が格段に向上しました。
初心者〜経験者まで、ドライバー時の打感やフェースに乗っている感覚で、ソフトな打感が良い方にオススメです。
ボール3:テーラーメイド 2019 TP5X
スピン系ながら、飛距離性能が高いため、初速が早いのが特徴です。
「 TP5x」は5ピースを実現し、唯一のツアーボールとしてプロからも評価が高いボールです。
とくに、アイアンショットでは無駄なスピンを抑えてくれるので、吹き上がり気味でアイアンの飛距離不足に悩んでいる方におすすめです。
ボール4:ダンロップ SRIXON Z-STAR XV 2019年モデル
2019年モデルは東京大学で発明され、耐衝撃性、振動吸収性などに優れており、「SeRM」という素材を使っています。
上記の素材を使うことでフェースに食いつきやすくなり、スピン性能も上がり、安定性が向上します。
フェードが打ちやすく、コントロールしやすくなると、プロゴルファーも絶賛のボールです。
中間ボール!第3のボール2選
スピン系、ディスタンス系のどちらの性能もあり、人気なボールが以下の2つです。
ボール1:タイトリスト プレステージ
ソフトで心地の良い打感を感じられ、落ち際まで高いボールスピードを維持します。
意外とスピンが入るので、安心してピンを狙っていけますよ。
飛距離は捨てたくないけど、グリーンで”キュッ” と止まるアプローチショットを打ちたい方にオススメのボールです。
ボール2:ブリヂストン TOUR B V10
「スリップレスバイト・コーティング」で、最先端のスピン性能が特徴です。
また上記の威力は、ボール同士をこすりあわせると食いついて動きにくく、ボールが傷つきにくいことが体感できます。
高スピンによる吹け上がりを抑え、直進性が高いので、スピンも飛距離も得たい方にはオススメです。
初心者が悩む!ゴルフボールに関するQ&A
ディスタンス系ボールを使っているのに飛ばない理由
ディスタンス系ボールを使っているのに飛距離が出ない方は、下記の2点に注意が必要です。
- ヘッドスピードが速い:ボールを必要以上に潰してしまっていて初速が遅い
- ヘッドスピードが遅い:スピン系の硬いボールを使っており、うまくボールを潰せていない
飛距離を出すには、ヘッドスピードとの相性が非常に重要です。
そのため、ヘッドスピードが遅い初心者は柔らかいボールを使用しましょう。
カラーボールについて
ゴルフボールにはオレンジ・黄色・赤など、様々なカラーがあります。
使ってはいけない色は決められておらず、好きな色でOKです。
初心者は白いボールだと見失う場合も多いので、見つけやすいオレンジ色などを使用する方も多いですよ。
ロストボールゴルフ
ロストボールには様々なメーカーがまとまっている場合もあれば、同じメーカーで揃っている場合もあります。
使い込んでいるボールはうまく飛ばない可能性もあるため、ロストボールでプレーするのはあまりオススメではありません。
安価であっても、新品ボールを使うようにしましょう!
初心者向け!ボールのまとめ
この記事に書いてある「ゴルフボールの選び方6つ・初心者にオススメボール」を踏まえてボールを選べば、ハズレのボールを購入することはありませんよ。
最後にこの記事をまとめてみましょう。
- ボールの種類は、スピン系・ディスタンス系・第3のボールの3種類。
- ゴルフボールの選び方は、どういうボールを打ちたいのか、ヘッドスピード など
- ロストボールはオススメしないが、カラーボールはOK
ボールはなんでもいいと思われがちですが、自分の打ち方に合ったボールを知ることで、より目指すスコアに近づけられます。
初心者はボールをなくすことも多いと思うので、お手頃なボールを色々使ってみましょう!
ボールの選び方がわかった後は、下記を理解しましょう!
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